この3月末に4月から茨木高校に赴任することが決まって、お世話になった方々にあいさつをして回っていたある時のやりとり。
「茨木高校行くんですか!」「そうなんです」
「いやあ、なんて偶然」「えっ」
「実は私の母校で」「それは存じておりました」
「吹奏楽やってて」「そうなんですか!」
「実は6月に吹奏楽部100周年記念演奏会をするんです」「100周年ですか!?」
「たまたまチラシが来たところで」「なんと」
「よかったらぜひお越しを」「ぜひぜひ」
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というわけで、赴任前に最初に、本校の関係で自分の予定に入ったイベントが、この日の100周年記念演奏会でした。赴任してからも、講演をお願いした方が実はこの演奏会に出演されることを教えてもらったり、久敬会(本校同窓会)でも告知されたり、と、自分の中で期待がふくらんで迎えた当日。会場に少し早く来てしまい、ソファで本を読んでいて気がつくと、いつの間にか長蛇の列。あわてて列に並ぶと後ろがどんどんつながり、あちこちで懐かしそうにあいさつする人たちの姿。100周年の時の厚みをこんなところで感じます。
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14:30、いよいよ開演。演奏の前にさまざまな方が、吹奏楽部に在籍していた時の様子や思いを伝えてくださり、その後に演奏をお聞きしたこともあってか、それぞれの演奏のたびに感情があちこちに持っていかれて揺さぶられる感覚で終始した2時間余りでした。個人的には最後の「THE BIG APPLE」が、音のきらめきで演奏している一人ひとりの個性をがよく伝わるように思え、姿かたちがそれぞれちがって、でも茨木高校という大きな木に成るたくさんの大きな実、というイメージを勝手に持って、なんだかうれしくなりました。雨の中、自分が何かが揺さぶられたのであろう、心地よい疲れに包まれて、帰路につきました。
この演奏会を実現し、すてきな演奏を聞かせてくださったみなさまに、心より敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございました。
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