パート担当者による楽器紹介⑫ トランペット

こんにちは!トランペットパートです🎺
皆さんトランペットという楽器はもちろん知ってますよね?
金管楽器の王者とも呼ばれるトランペットは華やかな音色を出し、クラシックやジャズ、ポップスなど様々なジャンルで活躍している楽器です!

今回はそんなトランペットの歴史と構造について、簡単に伝えていきたいと思います!

トランペットの歴史は古く紀元前まで遡ります。トランペットとはもともと、軍隊の合図や信号の音として使用されていました。当時は今と違い、短い1本の管で出来ている単純な構造でした。

そして、バッハやヘンゼルが活躍していたバロック時代(17世紀初め)に、トランペットは今のように旋律を奏でる楽器となりました。そこから管の長さが異なるあらゆるトランペットができたり、1815年には今の「ピストン」と呼ばれる息の通り道を切り替える装置が着いて音域が格段に広がったりと、さまざまな改良が繰り返されて今のトランペットのような形になりました。


では今のトランペットの形とはどのようなものでしょう?簡単に構造を説明していきたいと思います!

普段持っているトランペットはだいたい50センチ程ですが、管を真っ直ぐ伸ばしすとなんと長さは1.3メートルにもなります!重さは約1~1.2キロ程です。牛乳パックと同じぐらいの重さのものを両手で持ち、まっすぐ構えているイメージですね!

そして、トランペットの音を鳴らすのにはかかせない「マウスピース」。このマウスピースに唇をあて、息を吹き込むことで唇と振動させ音を出します。唇の周りの筋肉(口輪筋)を使って唇の締め具合を調節し音程を変えることができるので、3本しかないピストンでも様々な音が出せるのです!


トランペットの歴史と構造について、いかがでしたでしょうか?今度トランペットを見たり聞いたりした時は、こんなこと書いてたブログもあったななんて思いながら興味を持って聞いていただけると幸いです!

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