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ミラクルチャレンジ2015「京都大学フィールド科学研究センター森林ステーション芦生研究林」

平成27年7月21日(火)~22日(水)
日本海の宮津に流れ込む延長146kmの由良川が流れ始める源流域、
芦生の森で研修を行いました。
由良川での生物採取も行い、どんな生物が生息するか、資料と採取した生物と見比べ照合していきました。実にたくさんの種類がみられましたが、環境は悪化しているという話もありました。

原生林では、地元の猟師の方や、森林ガイドの専門の方にレクチャーを受け、トレッキングに臨みました。
小雨の中でしたが、ガイドの方にリードしていただき、ぐんぐん森の奥に入っていきました。
まるでご神木のような威厳を放つ大カツラの木や、沼の傍の木上に産卵するモリアオガエルの卵の群生など、普段の生活地域では見られない種類の植物や生物を見ることができた一方、手つかずの自然故、シカやイノシシが餌にするため草木が激減するという食害の現状も目で見ることができ、バランスの上に成り立つ生態系について各自が理解を深めることができました。

生物基礎では生態系学習として植生遷移や森林構成、森林の更新を学習しますが、
今回の研修で、学校での学習だけでは実感しにくい科学的側面について学び、自然と生活のつながりや、自然との向き合い方について考えることができた大変有意義な体験となりました。

今回は夏でしたが、冬のシーズンはまた違った様子がみられるそうで、
季節を変えての体験もしてみたいと思いました。

芦生2.JPG? 芦生1.JPG



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