9月9日(月)の午後に,SSHミラクルチャレンジとして,森ノ宮にある大阪健康安全基盤研究所に本校生徒9名が研修を受けに訪ねました。
今回のテーマは「色の分析化学」ということで,色がついた濃度未知の溶液を,まず始めは単純にいくつかの濃度を調製しそれと未知試料とを視覚で比較して判断し,その後吸光度を求めて数値的に判断しました。
続いてペーパークロマトグラフィーを用いて,かき氷のシロップに含まれる色の分離を行いました。
研究所では液体クロマトグラフィをよく使用して分析を行っているそうです。
細かな原理については,まだ高校1,2年生にはなかなか難しかったですが,視覚の印象での判断と科学的に数値データで判断することの違いをしっかり認識できたと思います。
また,研究施設の見学をすることによって,大阪健康安全基盤研究所が地域社会に対してどのような働きを担っているかなどを学ぶことができました。
大阪健康安全基盤研究所の皆さん,有意義な研修を実施していただき本当にありがとうございました。