「声優実技」は、秋に始まる後期に開講され、放送芸術学院専門学校にて計8回受講する本校の学外連携講座です。
講座では、発声の姿勢や声の出し方、アナウンサーなどが行う滑舌のトレーニングなどの基本から、
最後は実際に生でアニメ作品のアテレコ(声の割り当て・演技)を人の前で発表します。
講座の最終回がその「アテレコ」の発表会にあたっていて、専門学校の生徒さんや先生方、
受講生の保護者やチューターが見学できます。
今回声をあてたのは、アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」からの1話の後半部分(約15分)です。
アニメが流れる画面を見ながら、自分の役が回ってくるタイミングで、前に並ぶマイクへ進み出て、演技していきます。
15名ほどで三本のマイクを使用するので、シーンに合わせながら上手に場所をかわっていきます。
役は各生徒が選び、講座内だけではなく自宅などでも練習してきました。
一緒に入って演じてくださった専門学校在校生の方々は、やはり声量と声のハリが抜群です。
しかし本校の受講生たちも、アドリブ部分にもひるまず、各自精一杯の演技ができていました。
講師によると、人前で演技するということで、やはり普段よりも緊張していたようですが、画面の口の動きに一生懸命合わせていました。
ちなみに見学者の中には、今春放送芸術学院専門学校を卒業をするという本校の卒業生も来てくれていました。
志望する分野への就職も決まっているとのこと。
もちろん本校在校中にはこの「声優実技」講座を受講していました。発表会が終わったら本当に終わり。
見学に来てくださった方々の前で一列に並び、お辞儀。
代表者が発表会の感想を述べた後、学外連携講座「声優実技」の修了書を専門学校事務局長より一人ひとり受け取りました。
この「声優実技」講座で学んだことを春からの進路で生かせる生徒、来年度も再度受講しようかと考えている生徒。
みなそれぞれに達成感を感じつつ、談笑しながら帰宅していました。お疲れさま!