今年の4月1日より「障害者差別解消法」が施行され、「合理的配慮」が教育現場でも求められるようになりました。そこで、千里青雲高校の明石首席を講師としてお招きして、「合理的配慮」についての講義をお願いしました。明石先生は「『なぜできないのか』から 『どうすればできるのか』へ 合理的配慮とは」というタイトルで、ワークショップも取り入れたわかりやすいお話しをしてくださいました。
まず、写真のカタカナの並んだ文字を見てください。上の文章には「ニハ」ばかり、下の文章には「モ」がずっと続いています。一見して意味不明ですですが、これを漢字や平仮名などに変換してみると、意味のある文章になります(正解は最後)。実は、このわかりやすく変換することが合理的配慮なのです。こんな導入から、必要かつ合理的な配慮をするためには話し合いの場で、本人やその保護者との相互理解が重要であり、過度の負担の心配はないことも言われました。本校にとって、とても有意義な研修となりました。