夏休みを終え、本日から前期授業の再開です。8月中は午前中授業ですが、卒業年次には就職や進学が目前に迫っています。全校集会では、新しい美術の先生の紹介の後、校長の講話、そして美術部の高等展における『奨励賞』の表彰がありました。また、集会後は早速テストとなりました。
校長からの講話内容は以下の通りです。
まだまだ暑い日が続きますが、夏休みは終わってしまいました。どんな夏休みを過ごしたでしょうか。「感謝」の気持ちを忘れずに「いただきます」と「ごちそうさま」を言っていましたか。本日から前期の授業の再開です。
4月当初には「挨拶」の大切さを伝え、夏休み開始前に「感謝」について話をしました。
今回は、まずクイズです。
今から言う5つの言葉の共通点は何でしょうか?
「すし」「柔道」「カラオケ」「サムライ」「津波」どうでしょうか?
答えは、「世界で通用する日本語」です。
多くの日本語が世界でそのまま通用します。そんな世界に通用する言葉に「もったいない」もあります。これは、ものを「大切」にする日本の文化を反映した素晴らしい言葉です。環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさん。マータイさんが、2005年の来日の際に感銘を受けたのが「もったいない」とい言葉でした。
君たちは食べ残しをしていませんか? 誰もいない教室なのに電気がつけっぱなしではありませんか? 空のペットボトルを通常ゴミとして捨ててはいませんか?
「もったいない」という感覚でいろいろなものを大切にしてほしいと思います。ものを大切にできる人は、人のことも大切にできます。そこにはRespectが込められているからです。
まずは、食べ物を大切にしてください。 そして、自分の持ち物を大切にしてください。 それから、親や友人を大切にしてください。
君たちが大切にすれば、今度は君たちが大切にされます。