3年の選択科目の1つである、「情報の科学」の授業を紹介します。週に2回、北館2Fの第1LAN教室の学校情報ネットワークに接続されたパソコンを使用して行います。
「情報の科学」では、1年次の「社会と情報」で学習した基本的な知識と技術を活用し、
より発展的な内容を取り扱いながら情報社会で求められる問題解決能力を身に付けます。
7月に実施した独自の授業アンケート結果より、生徒に好評だった授業を3つ、その内容と生徒の作品を通して紹介します。
■ ロゴ作成
ワープロソフトのフォント機能に注目し、フォントには、文字が持つ意味以外に
様々なイメージを伝える役割があることを学習。その一例として、企業イメージを表したロゴデザインがある。実際のロゴデザインからサイズや色彩の工夫などコツを学び取り
課題として、箕面東(MINOHIGA)という社名の架空の店のロゴを作成。
■ ピクトグラム作成
ユニバーサルデザインの1例として、文字を使わずに、誰でもが直感的に情報を理解できるピクトグラム(道路標識や避難マークなど)について学習。
課題として、学校生活も問題解決に役立つオリジナルピクトグラムをワープロソフトの図形機能を使って作成。
■ 動画作成
人間の網膜の残像現象により、静止画を一定の速度で切り替えることで動画に
見えることを学習。課題としてOS標準のペイントソフトを使って、1コマ1コマ静止画を描いてディジタルのパラパラ漫画を作成。30分アニメを作成することが、どんなに大変な作業なのかを身をもって実感していました。