専門学校との連携講座「声優実技」の最終回の授業が大阪の天満にある放送芸術学院専門学校で行われました。音響関係の設備はもちろんのこと、ラジオブースやＴＶ局も使用する舞台、編集室などメディア設備も充実した学校です。本校の生徒たちは声優の仕事である「アテレコ」(アニメーションのキャラクターに合わせて台詞を吹き込む)に挑戦しました。4本のマイクに12名の生徒が入れ替わり立ち代りながら、キャラクターの性格やシーンの口の動きに合わせ、台詞を吹き込んでいきます。緊張した雰囲気の中、20分にも及ぶアニメにアテレコする姿は、正に声優そのものでした。２ヶ月前には、発声や滑舌、アクセント、場面の描写などプロの厳しさのもと、手探りながら授業を受けていましたが、その時とは別人のように、自信を持ってアテレコに挑めていました。今年初めて受講した生徒も、昨年今年と受講した生徒も、各々成長や発見を実感したようでした。来期の開講もあります。声優や俳優に興味のある生徒は是非受講してみてください。
