初任者研修と研究協議を行いました

1月19日(木)の4限目に、初任者の呉田雄帆教諭の研究授業を行いました。呉田教諭は保健体育科の先生ですが、本校のエンパワメントタイムの一つでもある 「総合」 の担当者でもあります。今回は、2年1組の 「総合」 の授業を初任者の研究授業として、本校教員が見学しました。テーマは「結婚」です。正解が1つでない課題に取り組むには打って付けの内容です。彼はまず本校教員の結婚観をアンケートで集め、様々な結婚へのイメージを材料として準備しました。授業の冒頭では、正解は1つではないので、多様な価値観があることを知り、お互いの違いを認め合う大切さを強調し、発言しやすい雰囲気を醸し出していました。また、プリントには 「正解はありません! 自分の考えが正解!」 とも書かれています。

グループワークになると、自分たちが気に入った先生たちの結婚観を表す言葉を参考にグループ内で意見の交換をし、グループメンバーの発言を踏まえて自分の意見を考え、文章表記します。そして、個人の意見をグループで共有化し、グールプ内の1つ意見に仕上げていきます。そして、それをプレゼンします。ICTの活用にも工夫がなされた授業内容でした。

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2月2日(木)の放課後、研究授業の研究協議を行いました。研究授業を見学できなった先生たちも必ず、授業を撮影したビデオを見てから参加します。まずは呉田教諭から授業の振り返りしてもらいました。その後は、先生方を4人のグループに分けました。ベテランと若手がミックスされたグループ内で、研究授業の良い点と改善点についてグループ協議を行いました。年齢も教科もバラバラの4人組の中で化学反応が起こり、一人の意見より複数の意見の方がよくなっていきます。この現象は、先生たちでも生徒と同じです。短い研修時間でしたが、一人の初任者の授業を題材に全教員で1つのことに取組むよい機会となり、呉田教諭だけでなく、 参加したすべての先生方の授業つくりのヒントにもなりました。

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