バイオテクノロジー実験

 7月12日(水)短縮授業の3、4限目に3年生(総合理科選択者)がバイオテクノロジーの実験に挑戦しました。バイオテクノロジーとは、 生物を工学的見地から研究し、応用する技術です。遺伝子組み換え・細胞融合などの技術を利用して品種改良を行い,医薬品・ 食糧などの生産や環境の浄化などに応用する技術です。そのベースになるのが無菌状態での実験です。本校には無菌状態を作り出すことができる高価なクリーンベンチがあります。

 今回は、ニンニクの芽の中心にある茎頂(生長点)を取り出します。まずは無菌室ではない通常の実験室でニンニクの解体を始めます。その上で手をアルコール消毒して、クリーンベンチ内で同じ作業を行い、植物ホルモンを含ませた培地の入ったアグリポットに植え付けます。その容器を恒温器に入れ、観察をします。上手くいけば、芽も根も出てウィルス病や細菌病を持たない無病個体を再生させることができます。ただし、実験中に、バイ菌(そんな総称は本当は正しくない)が繁殖すると失敗してしまいます。

 生徒たちは、慣れない手つきながらも真剣なまなざしで、メスとピンセットを握っていました。その姿はバイオテクノロジーに生涯をささげる科学者のようにも見えました。

     

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