バイオテクノロジー実験

 1月17日(木)、3年生(総合理科選択者)がバイオテクノロジーの実験に再び挑戦しました。今回は遺伝子の本体であるDNAを増幅させて、その存在位置を視覚的に確認する実験でした。

 DNAを抽出するにはその材料選びが重要です。細胞分裂が盛んに行われていて、入手しやすいものとして今回はブロッコリーを試料にしました。ブロッコリーを細かく砕き、薬品を加えてDNAを集めます。ただし、その量では不十分なのでPCR法(ポリメラーゼ連鎖反応、特定のDNA断片を大量に得る方法。試料中にDNA断片が1分子あれば、原理的には20回の反応の繰り返しで100万個以上(2の20乗)のコピーが得られる)によって多量のDNAを複製しました。次に、このDNAがどんなものかを分析するのが電気泳動法(DNAを電気的な性質を利用して、DNA断片の長さによって分離する)です。今回は、検出されたバンドを蛍光発光させて、光合成に必要な酵素がブロッコリーにもあることが確認できました。

 実験は地道なものです。また、失敗がつきものです。簡単に成功するものではないことを体験し、科学の進歩の重みを感じ取った3年生でした。

 

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