暖かな日差しの朝、終業式を行いました。努力が成果と出た人も、まだ力を出し切れていない人もいました。終業式では校長はシビアな話をしました。その後、総務部から次年度の体育祭の応援と新入生へのクラブオリエンテーションの連絡がありました。また、生徒指導部から、SNSへの書き込みに対する注意とバスの延着証明についての話がありました。
式の後に生徒たちは、教室に戻って成績表受取り、次年度の教科書を購入しました。
以下は、終業式での校長の講話内容の抜粋です。
進級おめでとう 2年生は、3年生にそして1年生は2年生に進級できました。
私は、本年度の全校集会を通じて様々なことを語ったつもりです。挨拶の大切さやいじめのこと、読書の素晴らしさ。それらを私だけではなく、私以外の先生方からも君たちに伝えてきました。
本校は「学び直し」を特徴とするエンパワメントスクールです。そのエンパワメントスクールの求める生徒像であるアドミッションポリシーは
1.チャレンジ精神にあふれる生徒 2.自分の力を人や社会のために役立てる気持ちの強い生徒 3.規律を守り、学校生活を充実させたい生徒
です。
つまり、意欲があって、役立つ気持ちがあり、そのためには規律を守れる生徒を求めているし、そう成長してほしいと願っています。ところが、意欲を失ったのか登校できず、欠席や遅刻を重ね、授業についていけなくなり、提出物も出しません。そして欠課時数オーバーや成績不振となった生徒諸君が多かった。道を切り開くのは君たちなのに、残念です。
私は、何も厳しいことを言っているわけではありません。やるべきことをやりなさいと言っているのです。泣くのも、笑うのも自分次第です。君たちの行った努力は先生たちが見ていますし、認めます。例え、その努力が実らなくても、その失敗には価値があります。意欲を持って前に進んでください。
最後に、私は「ノー勉」という言葉が大嫌いです。
しかもそれを自慢げに「オレ、ノー勉やし」「ノー勉で点取れるし」と言っていることが許せません。それは、自慢でも何でもありません。自分を守りたいから「ノー勉」と言っているのかもしれませんが、それは単なる「言い訳」です。言い訳をしている人間には進歩ありません。
今日から「NO EXCUSE」
「言い訳するな」ということです。
4月の新学期では、君たちは新入生を迎えます。しっかりとこの春休みを過ごしてください。