授業風景 1月12日(水) 自然観察技能
来週の最後の授業はテストを行うため、2時間続けて校外へ出るのは今回が最後になります。
今回は、これまでに授業で見た鳥の復習を行いながら、いつものルートの逆で、勝尾寺川沿いを上流に向かって歩き、そこから勝尾寺参道を抜けて学校へ戻るルートを歩きます。
まずは、粟生団地を抜けて勝尾寺川を目指します。
以前の授業に、この場所で見た「イソヒヨドリ」や、皿池公園と勝尾寺川沿いで見た「カワセミ」の特徴を、写真を見ながら確認しました。
勝尾寺川沿いに下りると「スズメ」が行水をしていました。
体についた寄生虫を落としているそうです。
フィールドスコープで奥の大木にいる「ツグミ」を見ました。
ここで、前回に引き続きカメラマンを生徒に交代しました。
勝尾寺川沿いをさらに上流へ進みます。
しばらく歩くと、「コサギ」と「セグロセキレイ」がいました。
カメラ担当の生徒は真剣に撮影しています。
「コサギ」を何枚か取り終えた後、上手く撮れているか確認するためにデータを見ていると・・・
「んっ?」
4枚の写真をよく見ると、工事中の川岸に不自然な青い物体が写っていました。
拡大してみると、「カワセミ」でした。
誰一人として、その姿に気付いていませんでしたが、奇跡的に写りこんでいました。
その後も勝尾寺川沿いでは、たくさんの鳥を見ることができました。
黄色い足が特徴の「コサギ」 「ジョウビタキ」のオス
ここで、カメラマンは授業担当の教員に戻ります。
勝尾寺参道に入り、来週のテストに向けて、「羽毛の機能や形の違い」の説明を聞きました。
最後に皿池公園に行きました。今回は「ミコアイサ」のオスが4羽もいました。
学校に戻って鳥合わせを行いました。今回はこれまでで最高の32種類でした。
最後に、前回の授業で行った「鳥合わせ」の予想で見事に正解した生徒に、先生から「鳥の便せん」がプレゼントされました。
前後賞2名と2羽違いの2名にも先生から「鳥の便せん」がプレゼントされました。
授業時間の都合で「ミコアイサ」を近くから撮影することができませんでしたが、先生からはオスが見られることは珍しいと聞き、授業の翌日に皿池公園へ行き撮影をしてきました。