3月3日、ES6期生の卒業式が挙行されました。涙と笑顔が溢れた素晴らしい卒業式でした。以下は卒業生の答辞の一部です。
「この3年間は、コロナウィルスで当たり前の生活ができず、行事が中止・延期になるほどの制限をかけられた日々でした。普通に考えれば、しんどかった日々だったと思います。普通の高校生活が送ってみたかったなと思う人もいると思います。しかし、私は、普通でなかった生活も悪いことばかりではなかったと思います。マスクがあったからこそ、初対面の人と気軽に話せた、距離が近くなれたということもあったはずです。この生活を経験したからこそ、普通の生活が当たり前ではない、どれだけ大切だったかを気づかせてくれました。1,2年の行事がなくなった、中止になったからこそ、修学旅行や3年の行事の思い出が色濃くなった、より一層、楽しく感じられたと思います。私自身は中学校で不登校を経験しているので、4月5月に休校があったことによって、学校に行きたいと感じたし、6月の分散登校があったからこそ、余裕が生まれ、高校で皆勤賞をとることができました。これから普通の生活に戻って、また同じようなしんどいことが起きたとしても、3年間の経験が私達を強くしているから、私達は負けないし、立ち向かえます。人のせいや何かのせいにして責任を放棄することは簡単です。私達はこの3年間で、自分にできることは何かを考えること、限られたルールの中でいかに楽しむかという、社会で生きていく上で、一番大事な「心構え」を培うことができました。このような経験をさせてくれたおかげで、一生忘れることのない思い出も手に入れられました。これも「学び直し」をさせてくれたエンパワーメントスクールである箕面東高校のおかげだと思います。ありがとう箕面東高校。」
全ての卒業生のこれからの活躍を祈っています。頑張れ、6期生!