話したいネタの中には北視覚に限らない話も多いので、今回からしばらくの間、理療系学科の特長というタイトルでお話ししたいと思います。
理療系学科の教員のことを私たちの世界では「理療科教員」といいます。
この理療科教員になるためには、専攻科理療科を卒業して、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の国家資格を取得したうえで、東京の文京区にある「筑波大学理療科教員養成施設」というところに行かなければなりません。ただこの施設、2年間で教員免許を取得できる、ちょっと変わった学校です。
この筑波大学理療科教員養成施設は「教育」「臨床」「研究」の3つを柱にした学校なので、本施設卒業後の進路としてはその名のとおり「理療科教員」の道に進む人もいれば、あん摩・はり・きゅうの「研究者」としての道を進む人もいれば、この施設での経験をもとに改めて「臨床家」としての道を進む人もいます。本校の卒業生ではありませんが、理療科教員として勤務しているころも研究を続けて、医学博士となり、最終的に鍼灸大学の学長になった方もいらっしゃいます!
視覚に障がいがあるけど、研究者になりたい人、本校から筑波大学理療科教員養成施設への道をめざしませんか? あれこれ考える前にまずは本校を見学して理療系学科を感じてください! ブルース・リーも「ENTER THE DRAGON(燃えよドラゴン)」の中で「Don't think. feel!」って言ってるように。