理療系学科の特長 その7「専門学校との違い4」

 視覚支援学校の特長の第4弾は「臨床実習で経験する患者の人数が多い」です。

 専門学校や大学の多くは臨床実習で一人の患者を一人の生徒が最初から最後まで診させていただく機会はほとんどないんじゃないでしょうか。1学年30人の生徒がいたとして同時に30人の患者を提供するのは現実的に無理でしょうから、何人かのグループで一人の患者を診るとか、臨床担当の教員が治療しているのを手伝うとか、そんな形が多いと思います。そうなると「実際の患者に鍼(はり)を打つなんて、怖くてできない」という卒業生も結構いると聞きます。

 一方、視覚支援学校は少人数制ですので、生徒一人ひとりに患者を割り当てて、理療科教員の指導の下で、実際にあん摩マッサージ指圧・はり・きゅうの治療を実践することができます。そうなると卒業するころには自分で治療方針を立てて治療するという流れを一通り身につけて、即戦力として社会に巣立っていくことも可能です。

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