「Safety Bicycle推進校」とは、生徒自らが自転車の安全利用を「考え、学び、行動する」ことを目的として大阪府警察や大阪府教育庁が連携・共同したプロジェクトです。
大阪府における自転車事故による死傷者数は高校生が最多であり、この状況から本校の生徒会執行部が自分たちでできることを考えたいと指定を受けるに至りました。
２５日放課後、大阪府教育庁保健体育課・大阪府警本部及び四條畷警察署・本校前期生徒会執行部・本校教員合計１３名が出席し、出席者紹介に続いて、保健体育課首席指導主事から生徒会長に指定書の交付が行われました。
その後の座談会で「推進校としてどのような取組を考えているか」「交通ルールについて疑問に思う点」について生徒からたくさんの発言がありました。
生徒の疑問に対して、警察の方が一つひとつ具体的な事例をあげ、分かりやすく解説してくださり、生徒たちも納得した様子でした。
また、ヘルメットについて「スポーツタイプの自転車に乗るときや遠距離走行のとき以外では着用しない人への対策」「ヘルメットが似合うよう自転車や服装を工夫してみてはどうか」「髪型の崩れないおしゃれなヘルメットの開発はできるか」「着用時に熱がこもって熱中症の危険があるので通気性にも配慮してほしい」などたくさんの提言がありました。
ヘルメット購入補助金のある自治体とない自治体についても、補助金制度のある自治体は、もっと制度そのものを広報する必要があるし、制度のない自治体は制度の設置を検討してほしいといった発言もありました。
生徒会執行部は、終業式の日に警察の方と連携して自転車安全利用の取組を計画しているとのことなので、どのような内容になるのか楽しみです。
