4月26日(金)2限に2年生の国語古典の授業を見学しました。
今日から今年度に新たに着任された先生方の授業見学を行います。最初は2年生の国語の古典の授業でした。今年度に岸和田高校から来られた先生です。
前の時間に学んだ(『十訓抄』の)「大江山」について、復習テストで古語の意味や文法の確認をした後、日本で現存最古の歌物語である『伊勢物語』の中の「初冠」について、読んで理解をしていました。
教科書とプリント、必要に応じて古文の辞書を使いながら、とても分かりやすいスライドを見せ、生徒に考える時間を与えた後に指名した生徒と対話して、理解を進める解説がされていました。
古文の勉強は、翻訳と文法ばかりだと無味乾燥になりかねませんが、日本人が受け継いできた知と情のエンターテイメントと感じることが出来ればどんどん簡単になり、楽しめます。今年はNHKの大河ドラマが、源氏物語や枕草子などの書かれた時代の背景について、理解を助けてくれます。
生徒の皆さん、ぜひ日本の古典を楽しみましょう。