6月28日(金)5限の3年生の英語でもサーシャさんとアンドリイさんの自己紹介のプレゼンテーションがありました。
元々は3限だけの予定ながら、実際に2人が紹介した内容が素晴らしく、是非他の生徒にも聞かせたいということで、英語科の先生が臨機応変の対応をされました。お蔭でサーシャさんの出身高校を含めてアメリカの高校時代の紹介を聴くことが出来ました。
サーシャさんはニューヨーク州の高校出身だそうですが、大都会ニューヨークとは全く想像もつかないようなアパナチア山脈北部にある山間部の学校で、通学はバスしかなく、冬には雪も沢山積もる田舎の学校の様でした。Pep ralliesというスポーツイベントや、PROMというドレスアップする行事など紹介があり、制服はないけど卒業式には揃いのマントを着て祝う様子も説明していました。
4年前に大阪の府立夕陽丘高校に交換留学生としてきたことがあり日本語もかなり上手ですが、大学は東アジア研究プログラムのあるハイレベルなペンシルベニア州のゲティスバーグ大学で研究をしていて英語とドイツ語も出来るトリリンガルです。
アンドリイさんのプレゼンテーションは、3限の時と同じ内容でしたが、ウクライナの置かれた状況がよく伝わってきます。アンドリイさんも、ウクライナ語とロシア語に加えて英語も出来るトリリンガルで、更に日本語も身に付けようとしています。凄いですね!!母国と言えば英語ではMotherlandというのが一般的ですが、祖国防衛や愛国心ということを言うのに、ドイツ語やロシア語圏ではFatherlandという言葉を使うことも初めて知りました。