本校の正門から体育館に降りていく階段の脇に、畑があります。
この畑に、春にいもの苗を植えて、秋に収穫をしています。
本来は、3年生の保育の時間に、近隣の東山田幼稚園の園児のみんなと一緒に苗を植える予定でしたが、臨時休業中でそれが叶わず、家庭科や実習に関わる教職員で苗の植え付けを終えました。
いもの苗を植える、といっても結構大変でして、まずは「畝(うね)」を作るところから。平らな土地を耕し、30センチほどの高さの畝(うね)にしていきます。これは結構な重労働でした!
一番手前の、白いシャツに黒のズボン姿が私です。少しへっぴり腰ですね(笑)
畝ができあがると、そこに黒いビニールをかぶせます。そうすることにより、養分の集まりやすい土になるそうです。
そして、日を変えて「苗の植え付け」をしました。私は苗の植え付けには参加できませんでしたが、先生方が頑張ってくださいました。
これで、秋の収穫には、予定通り、東山田幼稚園の子どもたちと一緒に芋ほりができる準備は整いました。
私の友人には企業で働く会社員が多いのですが、休日には郊外で趣味の畑仕事をしている人も何人もいます。土をいじると「癒される」んだそうです。「アーシング」といって、定期的に裸足で土や海水に触れることで、心身の健康を保つ健康法もあるそうです。
かくいう私も、民間企業出身の校長で、かつては東京・新宿の高層ビルの中で働いていましたから、この気持ちはよく分かります。こう書くと、高層ビルもカッコいいなと思えるかもしれませんが、私は、この吹田東高校の付近の、新緑鮮やかな、夕方になると爽やかな風が吹く景色の方が好きです。
畝づくりの翌日は、皆、腰痛に悩まされました(苦笑)。「たまに」だからこそ、畑いじりも楽しいのかもしれませんね。毎日重労働をされている農家の皆様には頭が下がります。
皆さんも、登校の際には、いも畑、覗いてみてくださいね。保育選択者の皆さんは、秋の芋ほりを楽しみにしていてください!