0703 「お勧めの本」の紹介

先日、1年生から「おすすめの本があったらぜひ教えてください」というメッセージをもらいました。

とても嬉しかったので、今日のブログではお勧めの本を書きたいと思います。

以前、お勧めの本としてスティーブン・コヴィーの「7つの習慣」を紹介しました。
この本は、私が社会人になってから出会った本ですが、
今日は、子どもの時に出会って、繰り返し読んだ本を2冊紹介します。
両方とも、小学時代に出会い、中学時代にも高校時代にも読みたくなり、何度も読んだものです。

1冊目は灰谷健次郎著「兎の眼」という本です。
1974年に書かれた作品です。
新米の小学校の先生とベテランのちょっと変わった先生と子供たちの様子を描いた物語で、
多様な価値観が詰まっており、教育の奥深さを物語っていて、
私はこの本を読んで、教育に携わる仕事がしたいと思いました。
将来、先生になりたいとか、子どもに関わる仕事をしてみたいと思っている人には特におススメです。

2冊目は、アニメなどでは見たことがある人も多いと思いますが
カナダの作家、モンゴメリ女史の書いた「赤毛のアン」シリーズです。
有名な少女時代のアンの話から、大人になりおばあさんになったアンの話まで、
全部で11ものお話が出ています。

このお話を私が好きなのは、「人は空想(夢)を持つことが大事だ」ということを改めて教えてくれる点です。

前回のブログでも書きましたが、こうしたいと思うこと(目的を持つ)と、どうすればできるかなぁと考える(解決手段を考える)の2つをするだけで
実は80%は達成できているという説もあります。
目的を持つ=夢をもつ=こんなふうになったらいいなぁと空想する、と、脳が「そうなる方法」を探し出します。
脳の特性については、以前にこのブログでも取り上げましたし、放送でお話もしましたね。

ぜひ、夢を持ってください。
夢ってそんな大それたものでなくても良いのです。
「こんなことしてみたい」と「ふっと」思ったこと、それが大切です。
アンの話は、夢を持ち、叶った自分を空想することの大切さを教えてくれた、私にとって大切な一冊です。

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