今日のおススメの本は、昨年2019年の本屋大賞を取った作品ですので
既に読んだ人も多いかもしれません。
私はこの作者が好きなので、個人的にずっと気になっていたのですが
ようやくこの11月に通勤時間を使って、読破することができました。
一言でいうと、「絶対に生徒の皆さんに読んでほしい!」小説です。
小説と言いながら、「ノンフィクション」であり、
実際にイギリスにすむ作者の中学生の息子が経験した1年半の日々を綴ったものです。
これからの時代は「多様性の時代」であり「答えのない時代」。
そんな時代をどう生きていくのか、どんな力をつけて行けばよいのか、
ヒントがたくさんちりばめられている作品だと思いました。
私はこれからの世の中を生きていくのに必要な力は以下の4つだと思っています。
①多様性を受け入れるということ
②その中で自分なりの答えを持つということ
③それを主張するということ(もしくは、主張しないということも含めて自分で選択するということ)
④そして行動するということ
この中学生の「ぼく」は、非常に将来楽しみな力を持った少年だと感じさせてくれる作品です。
ぜひ読んでみてください!