吹田東高校生徒の皆さんへ
３月23日夕刻に、本校の生徒が新型コロナウイルス感染症にり患していることを確認して以降、
臨時休校（学校閉鎖）をしましたが、
保健所が実施した疫学調査の結果、
濃厚接触者に特定された方以外の本校に在籍する生徒及び教職員については、今回の感染に関わっての影響はないとの見解が示されました。
よって当初３月２６日までの３日間の臨時休校の予定を２日短縮し、本日より学校を再開しました。
臨時休校中は部活動を含む教育活動を中止せねばならず、心苦しい思いをしましたが
少しでも早く活動を再開することができ、ホッとしております。
皆さんに大事なお願いがあります。
今回、陽性になった生徒も、濃厚接触者とされた生徒も、いま大変不安な日々を過ごしていると思います。
感染は誰にでも起きうることです。
「もしも自分だったら、周りの人にどう接してほしいか」をよく考え、意識して、行動や発言をしてください。
誰だったのだろかと詮索してほしいだろうか。
もしも気づいた場合は、この後どのように接してほしいだろうか。
こういう時に「本当のやさしさ」がわかります。どうぞよろしくお願いします。
2点目は、改めて感染予防についてです。
保健所と話をする中で、やはり、「マスク」はかなり重要なファクターとなることを実感しました。
ただし、授業の内容や部活動によっては、マスクをとることはあります。
マスクを外さないといけない時に濃厚接触者となってしまうことは致し方ないことですが、
更衣や通学時などはマスクを付け、手洗いうがいを心がけ、感染予防には充分気をつけてください。
新型コロナウィルスとの共存の中で、今後も不意な出来事は起こり得ると思います。
楽しみにしていた試合や行事ができなくなるということも、残念ながら起こり得る可能性もあります。
その時にどのような振る舞いができるかは、人間として非常に重要なことではないかと思います。
吹田東高校の皆さんの振る舞いを、私は信じています。
春休み中で直接話ができる場面がなかったため、校長ブログに思いを書きました。