高等学校においては令和4年度から新カリキュラムが実施されるのですが、
カリキュラムの変更に加えて、評価の方法が大きく変わることになっています。
具体的には、ペーパーテストの点数や観察・実験等で評価する「知識・技能」と、
主に論述やレポート作成、グループでの活動、制作、表現活動等、パフォーマンス課題と言われるもので評価する「思考・判断・表現」、
そしてそのパフォーマンス課題に加えてノートの記述や授業中の発言、教員による行動観察などで評価する「主体的に学習に取り組む態度」の3観点を1:1:1で評価する、というものになります。
さて、現在は「校長授業見学月間」と称して各学年の授業を見に行っていますが、
(1年生の教室に行ったら、「東 知佐子先生ですね!」と大きな声でフルネームを呼んでくれました。ありがとう!!)
来年度からのスタートに向け、現在の授業においても「パフォーマンス課題」を取り入れている先生方がいます。
本日の授業では、英語で1分間の「リテリング」(本文からキーワードを抜き出し、キーワードを基に文章を再構築して話す)のテストをしているクラスを見学に行きました。
こんな感じで自分で再構成した文章を、先生の前で話しています。
みんな、緊張したと思いますが、よく頑張りました。
また別の授業で。1年生女子の体育において、ラジオ体操をしながらクラス全員で動きを作る「創作ダンス」をしているのですが、
担任の先生の名前の人文字を作っていたクラスがありました。
1文字ずつ、文字が変化する際の移動も芸術的に美しく、一人一人の歩幅などよく考えてたくさん練習したのだなと言うことが伝わる作品で感動しました。
「思考・判断・表現」や「主体的に学習に取り組む態度」のよく分かる2つの授業でした。
校長授業見学月間、期末テストを挟んでまだまだ続きます。