0720 体育祭応援演技の部&1学期終業式・校長式辞

本日、お天気に恵まれ、「体育祭応援演技の部」を開催することができました。

そして、どの団も、ここまでの頑張りを充分に発揮する素晴らしい出来だったと思います。

皆さん、お疲れ様でした!

残念ながらまだまん延防止等重点措置下にあるなか、保護者の皆さまにご来場いただくことは叶いませんでしたが、
文化祭にて必ず見ていただけるように、しっかりと撮影しております。

その時までしばらくお待ちください。

本日の終業式の式辞は、本日を迎えるまでの一連の流れを通して、生徒の皆さんに伝えたいことを話しました。

*****************
先ほどまでの「体育祭応援演技の部」お疲れ様でした。
大変素晴らしかったし、団長・副団長をはじめとする応援団のみんな、本当にかっこよかったですよね。
こうやって下の学年に、先輩のカッコよさを引き継いでいってほしいと思いました。
今日の校長式辞は、今日の応援演技の部に至るまでの一連の流れを通して皆さんにお伝えしたいことを3つお話しします。

まず1つ目はとても大切なこと、新型コロナウィルス感染症について、です。
今回は土曜日に臨時休業となり、急遽、応援演技の部を1日延期して開催しました。
新型コロナウィルスはもう皆、充分分かってくれていると思いますが、誰がいつなってもおかしくない状況です。

今後も大事な行事や試合の前に陽性者が出て、参加できないなどの影響が出る、ということは十分あり得ます。
誰かのせいではなく、誰にでも起きうることであることだと再度認識をしてください。
「もしも自分だったら、周りの人にどう接してほしいか」をよく考え、意識して、行動や発言をしてください。
誰だったのだろかと詮索してほしいだろうか。
こういう時に「本当のやさしさ」がわかります。どうぞよろしくお願いします。


2つ目は本日お配りするPTA新聞の校長メッセージにも書きました、「コロナ禍に負けない学校づくり」について、です。
コロナ禍の中、学校の教育活動では「コロナ以前のようにはできないこと」ももちろんあります。

ですが、例えば今日の応援演技。
私たち教職員は「今年は絶対に3学年縦割りの応援演技を実施する」という強い思いを持って計画を立ててきました。
普段交流しない他学年と「ONE TEAM」として取り組むことで身につく力というのはとても大きいと思っているからです。

皆さんの練習風景を見ていて、そして何より今日の本番を見ていて、この縦割りの応援団に拘った成果はしっかりと皆が出してくれたなぁと嬉しく思いました。

「人は人によって成長する」という言葉がありますが、なんと「人間の悩みの9割は人間関係によるもの」という調査結果があるそうです。

人と一緒に何かをしていくということは、それだけ大変なこともありますが、やはりそこで得られる成長は大きいのです。
ぜひ応援団に関わった皆さんは、今回やり遂げたことを、自信にしてください。


最後の3つ目は「リーダーシップについて」です。
最近読んだ本には21世紀型リーダーシップとは「組織の目標を達成するために発揮する他のメンバーへの影響力」をさす、とあり、「組織の構成員に全員必要なもの」と書いてありました。

いわゆる「昭和型」のリーダーシップは1人のリーダーが「黙ってついてこい」的なものだったのかもしれませんが、21世紀型は「今この組織を前に動かすために(例えばこの応援団を優勝に導くために)自分ができることは何か」を考え、そのために動き、それが結果にどれだけ貢献しているかということなのです。

決して団長だけが頑張ればよいというものではないですよね、そしてそれは皆、今回活動の中で体感したと思います。
このあと文化祭や修学旅行、部活動等を通して皆さん一人一人が「21世紀型リーダーシップ」を発揮してくれることを願います。


 さて、梅雨も明けて本格的な夏の暑さがやってきました。くれぐれも、事故や熱中症に気を付け、健康に過ごしてください。
そして何より3年生は受験に向けて最後の夏です。これもある著名人の言葉で「勉強ほど効率の良いものはない」という言葉を聞きました。
スポーツなどは「風の影響」とか「相手チームの状況」とかいろんな影響がありますが、勉強は自分が頑張った分だけ時間をかけた分だけ必ず身につくから、だそうです。なるほど、と思いました。

皆さんにとってかけがえのない経験ができる夏休みになるよう、そして2学期元気に皆で集えることを楽しみに、私からの式辞を終わります。

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30