1117 18歳で成人になるということ

全体のお知らせの方でも詳細を記載していますが、
昨日の2年生の「総合的な探究の時間」ではパーソナルファイナンス教育インストラクターの甲斐先生に
オンラインにてご講演をいただきました。

テーマは「契約トラブルについて」で、
講義のねらいは以下の2点です、
①18歳成年となり、契約トラブルに巻き込まれないよう、契約に関する知識を学ぶ
②お金との付き合い方(お金を貯める、増やす)を考える

私は残念ながらこの時間に直接お話をお聞きすることはできなかったのですが、
ぜひこの機会に「成人になること」の意味について皆さんにも考えてほしいと思います。

【成人】は制度として18歳と決められていますが、実際には人はじわじわと大人になります。
私は、大人になるということは、自分の人生に自分で責任を取るということだと捉えています。

大人っていくつからなんでしょうね。中学生になると、切符は大人料金になりますね。
けれど、一般的にはやはり「成人以降」が大人でしょうか。

話は変わりますが、「若者」という言葉で皆さんは何歳までを思い浮かべますか?
行政や福祉の社会には「若者支援」というサービスもあり、29歳までが受けられるというのが一般的です。
29歳というとかなり大人である気もするのですが、若者という定義が当てはまるのですね。

もっというと、39歳までを「若者」と捉えているサービスもあります。
また今の40代~50代前半の世代は、就職氷河期で、新卒の段階で正社員になれずにそのまま非正規雇用のままで歳を重ねている人も多い年代と言われています。この年代も含めた就職の「若者支援」もあるそうです。

大人って何歳からだろう、若者って何歳までだろう、と考えるだけでも、多種多様な答えが出てきますね。

18歳になると政治に参画ができるようになり(選挙権が手に入り)、契約など自分にかかわることを自分で判断できるようになります。今回の講義は、そのことの持つ意味を考える良い機会になったことと思っています。


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