0110 令和4年度3学期始業式校長講話

いよいよ3学期がスタートしました。

本日は私の個人的な話を生徒の皆さんにしましたので、その部分は少し割愛して掲載します。

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みなさんあけましておめでとうございます。
冬休み、今年は少し長めで2週間以上ありました。どのように過ごしましたでしょうか。

さて、12月31日と1月1日、たった1日しか変わらないし、昨日から今日になるというのは365日ずっと続いているのに、なぜお正月だ、新年だと飾りつけをしたり初詣をしたりご馳走をたべたりするのでしょうか。ある人は元旦には皆「おめでとう」「今年もよろしく」といい、言霊というものがあって、こういった良い言葉をたくさん使うことに意味があるのだと言っていました。また別の人は、悲しいこと・苦しいことがあった年はけじめをつけて「さぁここからはきっと大丈夫」と感じられる出発点が必要だからだと言っていました。

「節目」というのは、「今日から新しい生活だ!」と意識がしやすいのです。要は生まれ変わりやすいタイミングだと言えます。皆さんも新年に新たな気持ちになったり目標を立てたりしたと思いますが、もし3日坊主で終わってしまった、中途半端に終わってしまったという人は、学校が始まる今日をきっかけに、何かひとつ新しい自分になってみよう、というチャレンジをぜひしてみてください。

人の一生の長さは人それぞれで、単純に長いから幸せ、短いから不幸せ、ということでは決してありません。
けれど、私たちが当たり前のように迎えている今日という日は、誰かが生きていたかった日なのだ、ということをしっかりと感じながら、毎日を丁寧に生きていこうと再度心に誓いました。
当たり前の毎日だと思うと、時にしんどいなと思ったり、だらだら過ごしてしまったり、ということもあります。マラソンを全速力で走り続けることはできませんから、歩いたり、リフレッシュしたり、それはそれでいいと思います。けれど、どんな1日も「当たり前の1日」ではないことに感謝をしながら丁寧に生きていくことを、心がけていきたいと思った2023年の始まりでした。

さて、毎日を丁寧に生きていこうと決意を新たにした私自身の夢・目標は、ここ吹田東高校で、たくさんの生徒が自分を好きになり、いろんなチャレンジをしてくれるようになることです。そのためにはこんなことをしようというのを年始の目標に立てました。ホームページの校長ブログでも、引き続き、皆さんの活動の様子や、なるべく皆さんに前向きになってもらえる話や、お勧めの本などもアップしていきたいと思っています。早いもので、3年生が吹田東に登校するのは、卒業式や予行も含めて20日を切りました。2年生も高校生活の半分以上が過ぎましたね。2023年、1日1日を大切に、自分らしく進んでいってほしいと思っています。

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