私(校長)は、学校の安全衛生管理者でもあります。
安全衛生管理者を置く理由は、職場の安全と健康を守ること。
労働災害が起きないように管理し、起きた場合は原因を追求して今後同様の労働災害が起きないように改善したり
従業員の健康状態を改善して良好に維持し、心身を健康に保つことが役割だとされています。
この日は、学校安全衛生管理者研修ということで、各校の校長と産業医があつまり、研修を受けました。
中でも特に重点的なテーマとして扱われたのは、先生がたの超過勤務について、です。
特に部活動の主顧問をされている先生方の超過勤務の問題があり、心身を健康に保つため、しっかりと休むことが課題となっています。
土曜日・日曜日は先生たちにとっては休日ですが、部活動の練習や試合があると出勤となり、非常に悩ましい問題です。
文部科学省は、部活動の地域移行を目標に掲げていますが、先生たちの休日がしっかりと取れることが、より良い教育活動の源になり、生徒の皆さんに還元できることになるとも思っています。
こここそ、答えのない、「納得解」さがしをしなければなりませんが、生徒や保護者の皆さんとも相談しながら考えたい問題だと思っています。