0827 「OECD 国際共創プロジェクト」に行ってきました

8月27日日曜日、神戸親和大学で行われた、「日本 OECD 共同研究 国際共創プロジェクト 夏の無限大ワークショップ IN 関西」に、吹田東高校の先生1名と私とで参加してきました。

テーマは「大人も子どもも、一緒に探検/探究/研究!夏の旅」です。
行ってみると、生徒も教員も、学校関係者でなくても、誰でも参加できたので、皆さんにも広く告知すればよかったーと思いました。

それくらい本当に素晴らしい会でした!

大人だけで海外の事例をon-lineで繋いで聞いたり(カナダとエストニアの事例を聴きました。勉強になりまくりでした!)、その時間は生徒達だけで理想の学校や、評価の在り方について話したりしていました。最も感動したのは、大人と子どもと一緒に未来の日本や教育について話し合う時間。

私のいたグループは中学生が多かったのですが、教員同士で話し合っているかのような感覚になりました。
この中学校はルールメイキングで学校のルールや制服の変更も生徒が行い、授業プログラムも生徒が作る、前から注目していた中学校なのですが、実際にリアルに生徒さんたちに合ってみると、初対面の私たち大人とも臆せず会話ができて(挨拶する、会釈する、雑談をする、ということも含めて!)本当に中学生なのか、と、びっくりしました。

この資料は、日本の高校生は文系が7割、理系が3割というグラフなのですが、私の隣にいた中学生は「そもそも文系か理系かっていう分け方もおかしいと思う」とポツリ。
確かに、大学での学びは、文理融合のものも多くなってきていて、これは本当に鋭い意見だ!と思いました。
実際に、私の出身の大学の学部は人間科学部というところで、30年前でさえ、理系出身者と文系出身者が混ざる学部でした。
中学生の一言で、理系・文系の分け方って、入試科目にだけ依存しているような気もしてきました。

こちらは子ども(中学生・高校生)だけで話し合った「評価について」。
この写真は「未来の評価はどうなる?」のホワイトボードです。後から大人チームに説明してくれました。

日本とOECDの共同研究のこういったイベントは来年まで開かれるそうです。

情報が入ったら、皆さんにもお知らせしていきたいと思います。

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