10月12日、中間考査1日目の午後は、関西大学の康先生をお招きして、職員人権研修を行いました。
研修の題目は「性の多様性を考える」です。
康先生からのお話だけではなく、今は就職されているトランスジェンダーの方にも、中学時代や高校時代を振り返っての講演もしていただきました。
(この日はお仕事で来校ができなかったため、お休みの日に来ていただき、ビデオ講演をしていただきました)
まず、康先生のお話をお聞きしていてよく分かったのは、江戸時代までの日本は性の多様性について、とても寛容であったのに関わらず、明治以降の時代の流れで、病のように扱われていった経緯があるとのことです。
そう思うと、生まれたときに決められた性と、自身がかんじる性への違和感を感じる人が一定数いることも、太古から変わらないのかと思い、多様な性を受け入れる世の中であることは、当たり前なのだなぁと思いました。
また、トランスジェンダーの方からは、「トランスジェンダーの○○さん」というように認識されることの違和感をお伝えいただき、人それぞれいろんな特徴がありいろんな性格があるように、その特徴のひとつとして、「自分の性」もあるべきだと思いました。
貴重な体験をおはなしいただいたことに感謝するとともに、お聞きしたことを活かしていく、吹田東教職員集団でありたいです。