毎日、厳しい暑さが続いていますが、考査後も生徒の皆さんは、午前中は授業に午後は部活動に頑張っています。
さて、毎朝の光景ですが、ロッカー前で先生方が生徒の登校を迎えています。朝の気持ちの良いあいさつなどが交わされているのですが、予鈴後(8時35分以降)は、もう少し余裕を持って登校することの声かけや、ぎりぎりの時間だから急いで教室に向かうよう促す声が聞かれます。
そのなかで、少し気になっていることがあります。1時限目の開始(8時40分)に教室に間に合えばというリズムで登校している生徒の存在です。確かに遅刻にはならないかもしれませんが、授業開始時に、気持ちを整えた状態で臨むという姿勢は、授業だけでなく、あらゆる面に通じていると考えています。物事に取り掛かるうえで、しっかりと準備し、スタートを切ることはとても大切です。教室へぎりぎりに入れば、授業を受ける態勢が整うまでに数分はかかります。今の暑さのなか登校すれば、汗がひくまでに5分から10分、その間、授業に集中することも難しいでしょう。良い習慣をつけるために、日々の行動を見直し、変える行動をしてほしいと願います。