平成３０年５月２９日（火）
高等部から本日の職業体験実習の様子の報告がありましたので、お伝えします。
高等部２年の社会自立Ⅱコースの生徒が、本校に隣接する大阪市高速電気軌道株式会社の緑木検車場長で体験学習を行いました。
会議室で担当していただく皆さんの自己紹介をお聴きしたあと、検車場内の見学をさせていただきました。危険防止のためにヘルメットを着用し、まず始めに、終点が北加賀屋駅の地下鉄が検車場に入ってくる様子を見学させていただきました。
普段乗っている地下鉄が地上に上がってくる様子をじっと見つめていました。
そのあと、作業場に到着し、四つ橋線の「２３２０９」と「２３９０９」の車体を清掃するという、仕事を任されました。
午前中は、車内清掃に取り組みました。窓は、頭が当たったり、手で触ったり、皮脂よごれがつくと教えていただきながら、洗剤を使用し、タオルで窓を拭きます。ぬらしたタオルで、網棚や手すり、つり革を拭きました。シートは掃除機で、床はモップできれいにしました。
午後からは、車体をホースのついたブラシできれいにしていきました。ブラシを車体から離すと水が自分たちにかかるので、注意しながら磨きました。最後に窓をタオルでぬぐって、本日の仕事は終了しました。
体験学習に参加することで、「仕事」に対するそれぞれの課題が発見できた１日でした。今後の授業では、課題を解決するための取り組みを行います。
（高等部）
