平成21年度学校評価報告
「平成21年度学校評価報告」
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平成21年度の本校学校評価報告書を掲載しました。
(平成21年3月25日)
平成21年度学校教育自己診断
【実施】
平成21年12月
【対象】
本校生徒 / 回答率 85.4%(2年生 138/152名、3年生 130/162名、合計 268/314名)
保護者 / 回答率 43.0%(2年生 74/152名、3年生 61/162名、合計 135/314名)
教職員 / 回答率 100.0%(合計36/36名)
- 【設問】
- 【1】生徒 西浦高校に入学してよかった
保護者 子どもを西浦高校に入学させてよかった
教職員 生徒は本校に入学して満足している
- 【2】生徒 学校の教育方針や指導方針を知っている
保護者 学校は教育方針をわかりやすく伝えている
教職員 学校の教育方針を生徒や保護者にわかりやすく伝えている
- 【3】 生徒 生徒の実態や様子にあわせて工夫した教育活動が行われている
保護者 学校は生徒の実態にあわせ、工夫した教育活動を展開している
教職員 生徒の実態にあわせ、学校は工夫した教育活動を展開している
- 【4】 生徒 学校に行くのが楽しい
保護者 子どもは学校に行くのを楽しみにしている
教職員 生徒は楽しそうに活動している
- 【5】生徒 先生は親しみやすい雰囲気を持っている
保護者 先生は親しみやすい雰囲気を持っているようだ
教職員 生徒・保護者に対し親しみやすく接している
- 【6】生徒 学校は施設・設備の面で安全が保障されている
保護者 学校は施設・設備の面で安全が保障されている
教職員 施設・設備の面で安全を保障している
- 【7】生徒 授業は楽しく、よくわかる
保護者 子どもは授業が楽しく、よくわかっているようだ
教職員 楽しく、よくわかる授業を工夫している
- 【8】生徒 欠席したり遅刻することがよくある
保護者 子どもは欠席したり遅刻することがよくある
教職員 生徒の欠席、遅刻が多い
- 【9】生徒 課題や提出物は期限までに出している
保護者 子どもは課題や提出物を期限までに出している
教職員 生徒は課題や提出物を期限までに出している
- 【10 】生徒 授業中、私語(おしゃべり)するなど、他の生徒の学習の邪魔をすることがある
保護者 子どもは授業中に私語(おしゃべり)するなど、他の生徒の学習の邪魔をしているようだ
教職員 授業中、私語(おしゃべり)するなどにより学習活動を妨げられることがある
- 【11】 生徒 授業中、眠ることがある
保護者 子どもは授業中に眠ることがあるようだ
教職員 生徒は授業中の居眠りがある
- 【12】 生徒 学習への努力は正当に評価されている
保護者 子どもの学習への努力は正当に評価されているようだ
教職員 生徒の学習への努力を正当に評価している
- 【13】 生徒 学校は進路についての情報を十分に提供している
保護者 学校は進路についての情報を十分に提供している
教職員 本校は進路についての情報を十分に提供している
- 【14】 生徒 卒業後の進路や将来の夢について考えている
保護者 卒業後の進路や将来の夢について、子どもは考えている
教職員 生徒・保護者は卒業後の進路について考えている
- 【15】 生徒 家で、学校の様子や友達のことなどを話す
保護者 子どもと学校生活や友達のことなどを話す
教職員 生徒と保護者の意思疎通ができている
- 【16】 生徒 成績などの個人情報について、プライバシーが守られている
保護者 成績などの個人情報について、子どものプライバシーが守られている
教職員 成績などの個人情報について、生徒のプライバシーが守られている
- 【17】 生徒 西浦高校の校則やルールを守っている
保護者 子どもは西浦高校の校則やルールを守っている
教職員 生徒は西浦高校の校則やルールを守っている
- 【18】 生徒 先生は校則やルールを守らない生徒には厳しく指導をしている
保護者 先生は校則やルールを守らない生徒には厳しく指導をしているようだ
教職員 校則やルールを守らない生徒には厳しく指導をしている
- 【19】 生徒 先生は悩みや相談に親身になって応じてくれる
保護者 先生は子どもの悩みや相談に親身になって応じてくれているようだ
教職員 本校には生徒の悩みや相談に対応する体制がある
- 【20】 生徒 学校は生徒の健康状態に気を配って指導している
保護者 学校は子どもの健康状態に気を配って指導してくれている
教職員 本校は生徒の健康状況に気を配って指導している
- 【21】 生徒 保健室は利用しやすい
保護者 保健室は利用しやすいようだ
教職員 生徒にとって保健室は利用しやすい
- 【22】 生徒 体育大会や文化の集いなどの行事は楽しい
保護者 子どもにとって体育大会や文化の集いなどの行事は楽しいようだ
教職員 生徒は体育大会や文化の集いなどの行事は楽しんでいる
結果について
1) 今年度も11月末から12月はじめにかけて、生徒・保護者・教職員を対象に「学校教育診断アンケート」を実施した。保護者の回答率43.0%は、PTA総会の出席率などと比べて格段に高いものとなった。積極的な働きかけが功を奏したといえよう。
2) 設問に対して、生徒・保護者から多くの肯定的な回答があった。特に、「入学してよかった」「入学させてよかった」という設問に対して生徒の7割近くから、保護者の9割近くから「◎」「○」の回答があった。また、「先生は親しみやすい」については生徒の75%、保護者の86%が「◎」「○」であった。本校の取り組みが、概ね評価されているといえよう。(設問1、5)
3) 学校協議会の提言を受けて、今回「学校の教育方針の周知」「教育活動の工夫」についての問を設けた。保護者の7割近くが「◎」「○」と理解をいただいたが、生徒はいずれも5割程度だった。生徒への更なる周知が求められる。(設問2、3)
4) 授業についての設問に対する回答を昨年と比較すると、生徒「授業は楽しく、よく分かる」(◎:9.8%→13%、○: 29.7%→13%)保護者「子どもは授業が楽しく、よくわかっているようだ」(◎:6.1%→10%、○: 38.0%→42%)となった。「魅力ある授業」を更に追求することが求められている。(設問7)
5) 遅刻・欠席、私語、提出物、居眠りについては昨年同様、教師の思うほどには生徒に自覚はなく、保護者にも十分に理解されていない(設問8、9、10、11)。
6) 家庭では進路や将来の夢について考えていると8割が答えている。教員は6割以上が、「もっと考えて」と願っている。このギャップを埋めるための方策を講じることが求められる。(設問14)
7) 校則やルールについても生徒や保護者と教師の感じ方が違う。6)と同様のことがいえる。(設問17)
8) 「悩みの相談に応じる」、「健康状態へ気配りする」について比較的高い評価を得た。教育相談室・保健室等を中心とした学校全体の取り組みが評価されたと思われる。(設問19、20、21)
9) 体育大会や文化の集いに対する生徒の満足度が低い(◎と○合わせて49%)ことや保護者からの「盛り上がりに欠ける」といった意見が少なくないことを受けて、打開に向け最後の年度更なる創意工夫が求められていると考える。(設問22)
10) ご意見記入コーナーでは、生徒から、「喫煙者に対して厳しい指導を」という声が今年もあった。「食堂閉鎖後の対応」についても不充分だと指摘された。保護者からは、励ましの言葉や感謝の言葉をいただいたが、厳しいご批判もあった。これらを謙虚に受け止め、最後まで最善を尽くすことが求められている。