進路指導の重点

進路指導の目標
（1） 生徒一人ひとりが自分自身を見つめ、自己の能力や適性から自分のあり方や生き方を考えていくように、教員が援助・支援する。
（2） 自己の能力や適性に応じた自分のあり方や生き方から、自分のキャリア計画を立てられるように、教員が生徒一人ひとりを援助・支援する。
（3） 生徒一人ひとりに自身の進路目標を設定させ、その実現に向けてキャリア計画を立てさせる。
（4） 進路目標を達成させるために、適性検査、職業別ガイダンス、保育体験や体験学習なども取り入れ、系統的なキャリア教育を進めていく。それに加えて、生徒に対して進路に関するカウンセリングを担任および進路指導部が行う。
（5） 明確なキャリア計画を描けない生徒に、進路指導部が進路選択のために適切な助言をしていく。

第１学年での目標
（1） 基本的な生活習慣や学習習慣を身につけさせる。
（2） 進路適性検査を用いて、自分の能力や適性などを把握させる。
（3） 進路適性検査の結果を踏まえて、自分のキャリア計画を考えさせる。

第２学年での目標
（1） 進路についての情報や、学費などの情報を多く提供する。
（2） 進路の情報をもとに、進路目標を具体化させるために、教員は援助・支援する。
（3） キャリア教育の一環として、上級学校や職業についての体験学習を行う。
（4） 進路の目標を実現するために必要な学力を、教科と連携して育成する。
（5） 進路の目標を描けない生徒に、担任や進路指導部が進路カウンセリングを行う。

第３学年での目標
（1） 生徒一人ひとりの進路実現を図るため、分野ごとのきめ細かな説明会を実施する。
（2） 生徒一人ひとりに進路に関するカウンセリングを担任及び進路指導部が行う。
（3） 生徒一人ひとりが望む進路を実現できるように、入試や就職試験に備えさせる。
（4） 生徒と保護者が納得できる進路を実現するため、保護者と学校との意思疎通を図る。
（5） 自分のキャリア計画の中に、卒業後の進路を位置付けさせることによって、卒業後の進路が決定してからの高校生活を充実させるように指導する。

進路状況

1. 今春の卒業生(28期生)の進路状況
今年の3月に卒業した28期生がどのような進路に進んだのかを示しています。

1)男子105名のうち、98名が進路を決定しました。
2)女子120名のうち、95名が進路を決定しました。
3)大学には48名が、短大には23名が進学し、職業訓練校を含めた専門学校に64名が進学しています。

2.今春の卒業生(28期生)の進学状況
今年の３月に卒業した28期生がどのような入試によって、進学を決めたのかを示しています。

1)進学した半数近くの人が、指定校推薦で進学先を決めていています。
2)今年の卒業生は、大学や短大でもAO入試による合格者が増え、専門学校でもAO入試による合格者が増加しました。
3)３年生の１月以降に実施された一般入試まで受けて、進学した人は少ないですが、看護専門学校など何人かが一般入試によって進学を決めています。

3.今春の卒業生(28期生)の就職状況
今年の３月に卒業した28期生が就職試験でどうだったのかを示しています。

1)9月中旬から始まった１次就職試験の合格率は７割でした。
2)２次就職試験の受験者は男９名と女８名でした。

就職者の内訳

本年度の進路指導年間計画