平成21年度 大阪府立西浦高等学校 学校協議会委員名簿

協議会委員名簿(敬称略)

名  前 職  名
北口 兼資 羽曳野市西浦地区統括区長
内藤 憲孝 ホンダテクニカルカレッジ関西教頭
増田 和一 常磐会学園大学学長
中野 秀夫 羽曳野市立峰塚中学校長
柱尾 友耶 西浦高校同窓会会長
石山 優子 西浦高校PTA会長

事務局員名簿

名  前 校 務 分 掌
谷口 利広 校長
重田 明彦 教頭
深崎  諭 事務長
井上  優 首席教諭
鈴木 正見 首席教諭
宮下  壽 生徒指導部長
山本  治 進路指導部長
石井  至 教務部PTA担当


平成21年度第3回学校協議会報告

日 時:平成22年1月16日(金)14:00〜16:10

場 所:本校校長室

出席者:中野委員・増田委員・北口委員・内藤委員・柱尾委員・石山委員
(オブザーバー)井上博文様

内 容
1 開会の辞
2 校長挨拶
8日に始業式を挙行。教育活動も、ようやく軌道に乗ったところである。3年生は今月27日から最後の考査が始まる。全員卒業することを願っている。 今回は、今年度最後の協議会である。昨年末に実施した自己診断アンケートの集計結果をもとにご協議いただき、賜ったご提言を最終年度となる4月からの学校運営にスピーディーに生かしていきたい。忌憚のないご意見をお願いする。
3 学校からの報告
【学校教育自己診断アンケート】
学校教育診断アンケートの集計結果について
・ 11月下旬から12月はじめにかけて実施し、併せて生徒による授業評価(試行)も実施した。保護者の部の回収率は昨年度を上回り、4割を越えた。PTA総会の出席率などと比べ、高い数字である。
・ 設問1「入学して良かった」、設問4「学校が楽しい」、設問5「教員は親しみやすい」では、昨年度より肯定する評価が伸びている。
・ 設問2「教育方針を知っている」、設問3「生徒の実態にあわせた教育活動が行われている」は、昨年度の学校協議会において提言があり加えたものだ。
・ 設問8「欠席や遅刻をよくする」、設問9「提出物を期限までに出す」、設問17「校則やルールを守る」などでは、生徒と保護者は「できている」と考えているが、教員は「できていない」と考えており、その意識の差が大きい。
・ 自由記述欄の意見には、喫煙しない生徒の不満、食堂がないことへの不満、学校行事への不満などがあった。
・ 集計結果及び考察をホームページに掲載する。
【授業評価アンケート】
授業評価アンケート(試行)の実施方法及びその結果について
・ 全ての教科について一斉にアンケート調査を実施した。設問1から5は生徒が授業をどう思っているか、設問6から10は生徒自身が授業にどう取り組んでいるかの質問であった。
・ 明らかにまじめに答えていないと思われる回答が多かった。
・ 来年度については、1学期終わりに授業担当者が自分の授業に関してアンケートを実施し、結果を生徒に伝える。もって2学期以降の授業改善につなげていく。
【生徒指導に係わっての現状】
・ 2学期末での懲戒を受けた生徒数は、昨年度の同時期と比べ激減した。喫煙による懲戒は、1学期最初に多くあったが、それ以降は減っている。
・ つい先日、2階男子トイレで衝立と小便器が破壊される事象があり、緊急の全校集会を持った。関わった生徒を特定するには至らなかった。
・ 1階事務室前のトイレでの喫煙が多い。教員の巡視を強化している。
・ 外部から講師をお招きしての職員向けの研修会と生徒向けの講習会を実施した。来年度も実施する。
・ 遅刻は昨年度に比べて42%減少している。1年生がいないので3分の1減るのは当たり前だが、それ以上に減った。遅刻の多い生徒に早朝登校指導を課しているが、ほとんどが従っている。
・ 授業妨害による退出カードを出される生徒が少なくなった。今年度は比較的落ち着いた授業が展開できている。
・ 外部講師による薬物乱用防止講演会を実施した。府下全域で大きな課題となっており、来年度も実施する。
【進路指導に係わっての現状】
・ 現時点での進路決定率は、男子74.7%、女子65.1%である。
・ 就職は厳しく、内定率は約5割で、学校斡旋希望者の21名が決まっていない。
・ 府の事業に係わって、就職支援コーディネイターが11月から1名、1月からは更にもう1名が派遣され、企業訪問や面接指導などを担当している。
・ 2年生の進路希望調査では、全体的に進学希望者が減り、大学希望が23名と大きく減少した。就職希望者の割合が高くなり、進路未定の者も多くなった。
・ 3年生の就職が厳しかった状況を踏まえ、2学期末に就職希望者を集めて説明会を開いた。1月18日から就職希望者に対して、基礎学力をつけるための補習を学年と進路指導部とが協力して展開する。
4協議
【生徒指導の報告に関して】
(委員等):退出カードはどのように活用しているのか。
(学校):私語を止めない、授業中に持ち出した携帯電話を教員に預けない、弁当を食べているなどの問題行動を注意しても改まらない時、退出カードを出し、学年職員室に行くように促す。学年職員室では事情を聞き、反省文を書かせる。
(委員等):懲戒の人数には何が含まれるのか。
(生徒指導部長):停学と校長訓告をカウントしている。昨年度までは1年生の懲戒件数が多く、概ね6:3:1の割合であった。今年は新入生がいないので6割減る計算になるが8割減った。望ましい方向に進んでいる。
(校長):本校では、懲戒に関わる申し渡しは朝8時から行うのが原則である。しかし、保護者の仕事の都合によって午後7時とか7時半とかになる場合も少なからずあった。認めなかったが、土・日曜日にやって欲しいと言われた保護者もいた。申し合わせた時間に大きく遅れる保護者も。
(委員等):中学校でも、喫煙があった場合は保護者を呼んで指導するが、出席停止にすることは難しいので、家庭で話し合うように指導する。保護者の都合で時間が変更されたり、家では喫煙を容認し、「学校では吸うな」と言われる保護者もいるのが現状である。
【教育目標の進捗状況について】
校長から
本校では、休まず遅れず学校に登校させることを一番の目標としている。欠席累計は減少し、現時点で昨年の56%減である。喜んでいる。 
授業規律を向上させるため、教務部と生徒指導部とが共同で「授業規律の確立に向けての留意点」を作成し、共通理解のもと指導している。懲戒を受けた生徒数は、現時点で約8割減。
分かる喜びを味あわせるため、生徒に応じた魅力ある授業をしていくように努めている中で、中途退学者を減っている。
進路決定100%の実現に困難はあるが、目標として100%を掲げることは当然のことである。就職では一次の合格率が3割を切った。他校でも4割台というところが多かった。校長として責任を感じている。だが、取り巻く状況に如何ともし難い状況がある。進路指導部と学年が協力して就職内定に向け引き続き努力している。また、府の事業として2名の就職支援コーディネイターが派遣され、求人開拓や就職希望生徒の指導に当たってもらっている。内定に結びつけるのはなかなか難しい状況が続いている。
進路決定率100%の実現を除いて、他の目標は達成しつつある。望ましい方向に進みつつあるということであろう。これも保護者、卒業生、地域住民の支援のお陰であると感謝している。そして、何より職員の奮闘の成果である。
【学校教育自己診断アンケート集計結果について】
(委員等):設問1で7割の生徒が入学して良かったと、設問5で7割の生徒が先生は親しみやすいと回答している。西浦は、いい雰囲気の学校ではないかと思う。設問17の校則やルールを7割の生徒は守っているつもりだが、先生の認識と大きく違う。生徒は自分が守っているかで判断し、教員はクラスで守られているかで判断していると思われる。教員は3割が守っていなければ、守っていないと考える。認識の差は当たり前。
(委員等):生徒、保護者、教員と全て同じ項目でアンケートを取っているのはいいと思う。私も大いに参考にしたい。結果は、保護者も含めて学校教育に対する満足度は高いと思う。設問15で8割の保護者は子どもが学校のことを話すと回答している。保護者と地域、学校とが連携して子どもを教育していく。その架け橋ができている。
(委員等):設問22で半分の生徒が学校行事を楽しんでいないとなっているのは寂しいことだ。
(委員等):同感である。設問22の結果はやはり寂しい。他校の友人を呼べないからやる気が失せるというような生徒もいると聞くが・・・・・・。体育大会でも応援合戦がなく、今ひとつ盛り上がらなかった。今までの生徒と同じように思い出を残してやりたいと思い注文を出したが、先生方に受け入れてもらえなかった。残念であった。
(学校):今年度の体育大会は、クラスの絆を深めることを目的にクラス対抗とし、文化の集いは舞台発表のみとした。生徒はアルバイト中心に物事を考えており、休日や放課後に取り組むべき準備については、前日ぐらいしか残らない状況であった。来年度は5クラスだけなので、これまでのような文化の集いの開催は難しく、代わって鑑賞行事をという意見もある。
(委員等):行事を自らやることによって生徒が成長する。
(学校):現状の生徒はアルバイトが生活の中心であり、前日しか残って準備しないため、クラブ員など一部の生徒に負担となっている。
(委員等):学校自己診断の結果のフィードバックはやっているのか。記述の部分は読んでもらった方がいいのではないか。また、結果について報告、説明し、その場で意見を出し合うことはできないのか。
(校長):集計結果はホームページに掲載しているが、記述の部分は要約し考察の部分に反映させている。今回も同様に公開する。PTA総会に役員以外数名の保護者しか出席しない本校の現状では、話し合って協議する場面を設定するのは難しい。
(学校):授業評価アンケートを実施し、生徒が授業について意見を言えると分かっただけでも意義があると思う。
(校長):教諭の時代、私は困難な中でも生徒の先頭に立って行事をやってきた。行事をもっと活性化したいという思いは人一倍強い。教員も課題の多い学校に赴任し、日々悩み多いあるうえに、本校が再編統合の対象となり展望が持てない状況がある。残り1年しかない中、実際にはなかなか厳しいものがあることをご理解いただきたい。
(委員等):1つの学年だけになるので、形にはとらわれない方がよい。体育大会ではなく運動会という考え方でよいのではないか。誰でもできる遊びでいい、二人三脚とかコミュニケーションを図ることができればよい。何かのきっかけで仲良くなることができれば。楽しい思い出づくりをすればよい。文化の集いも形にこだわることはない。子どもが興味を持つ講演会などでもいいのではないか。
(校長) :委員がおっしゃられたことに関連するが、生徒が喜ぶ球技大会などを数多く取りいれていくような方向で考えている。
5 まとめとして
(委員等):大学では授業改善が迫られている。授業を通じて受講した学生は何ができるようになったのかが問われる。高等学校においても個々の生徒に何をできるようにさせたのかという視点で、それぞれの教員が授業改善に取り組まなくてはならない。
(委員等):人格形成を行うのが学校。学校行事にウエートを置くべきである。
(委員等):同窓会はこの一年何ができるかを考える。最後の生徒に寂しい思いはさせたくない。
(委員):勉強ばかりが人生ではない。どんな夢を持っていけるのか、その基礎を築くのが学校である。自分は、明日、何をしたいのかが言えるように育てていく必要がある。
(委員等):@元気のある西浦 A授業改善 B人格形成をキーワードとし、これらの三つを西浦高校だけに任せるのではなく、保護者や地域住民などの周囲がバックアップしていく体制をつくっていく。そして、西浦自身も、取り巻く周囲との連携を更に強化していくことが求められていると考える。これを本日のまとめとしたい。
6 校長謝辞
長時間にわたり、熱心にご協議いただき御礼申し上げたい。協議会に携わるようになり9年となるが、委員のみなさんには本当に親身になって西浦のことを思っていただいていると、ただただ深謝するばかりだ。ありがたいことである。
最終年度、生徒が寂しい思いをしないように、いい思い出を持って卒業できるように学校を運営していくつもりである。本日賜ったご意見、ご提言については、スピーディーに、タイムリーに生かしていく。
異動等のない委員の方々には、来年度も引き続き引き協議会委員をお願いしたく思っている。その節は、よろしくお願いしたい。
7 閉会の辞

平成21年度第2回学校協議会報告

日 時:平成21年9月11日(金)14:00〜16:00

場 所:本校校長室

出席者:増田委員 北口委員 内藤委員 石山委員
(オブザーバー)井上博文様

内 容
1 開会の辞
2 校長挨拶
・ 9月1日に始業式を実施した。8月24日から3年生、27日から2年生の授業は開始している。生徒も徐々に生活リズムを取り戻している。
・ この後校内を視察していただくが教室へも遠慮なく入って頂き生徒の様子をつぶさに見てもらいたい。
・ 忌憚のない、ある意味学校に対して厳しいご意見を賜りたい。今年度の5つの教育目標の進捗状況についてご意見を賜るとともに、今後強化に努めるべきは何かをご提言頂ければありがたい。
3 施設・授業視察
・ 羽曳野警察管内は面積が広く、少年関係の取り扱い件数はぬきんでて多い。今年度に入って、家庭連絡を要するものが約1500件、実際の補導件数はその倍。
・ 本校生の補導については重篤なものはなく、他校と比較してそう多くない。
4 本館の廊下、トイレ等視察、各教室での授業視察(6時間目)
5 視察を終えての各委員からの感想
・ 3年生はずいぶん落ち着いて見えた。2年生は落ち着かず、がちゃがちゃしているのが目立つ。
・ 授業から全く意識が離れている生徒はいなかった。
・ 教室の床にゴミがほとんどなく、ゴミ箱にかたづけられていた。昨年より大きく変わっていた。どういう取り組みでゴミが減ったのだろうか。
・ 制服を着ていない生徒が目立った。化粧は去年とあまり変わっていない。
・ 去年より廊下や通路がきれいになった。生徒の意識が変わってきたのではないか。
・ 授業中も一部うつむいている生徒はいたが、ほとんどが先生の方をちゃんと向いていた。
6 現状報告
・ 生徒の現状は、全体的には落ち着いてきている。1学期の懲戒は大幅に減少した。
・ 遅刻・欠席を減らすことは順調にいっているとは言えない。ただし、遅刻の多い生徒を対象とした早朝登校指導は、昨年以上に生徒が指導に従うようになり、軌道にのってきた。
・ 現在の3年生は学年団の方針として、徹底的に生徒とかかわる、話し込むことを実践している。服装や喫煙の指導等不十分な部分もあるが、生徒との信頼関係は作り出せており、教師と話すことから生徒は自分のためだと考え、頭髪を黒く改めたり、放課後の指導にも参加している。目だって早退が減っている。
・ 9月9日に医師を招いての生徒向け禁煙講演会を実施。1学期の終わりには、教員向けの禁煙教育講演会も行った。校舎内、特にトイレでの喫煙に関して未だになくならない現状であり、引き続き粘り強い取り組みを行う。
・ 「薬物乱用防止」に関しても、11月に生徒向けの講演会を実施予定である。
・ 閉校に向けての記念事業案として、準備委員会では(1)記念オブジェの制作、羽曳野高校内に羽曳野、西浦両高校のオブジェを並べ制作(2)西浦高校の33間の歴史を残すものとして記念DVD(卒業アルバムを中心)と簡単な冊子の作成(3)最後の卒業式、閉校式後、「西浦の33年を語る会(仮称)」を開くことが検討されている。
・ 近三年間を比較すると大学、短大進学者が減少傾向にある。今年もこの傾向が続くと思われる。経済的な状況が厳しい家庭が多い現状がある。最近の受験は、まず指定校推薦、それで無理ならAO入試に挑戦という傾向が高まっている。
・ 就職では、今年は求人数が昨年に比べて半減している。学校紹介での就職希望者は42名おり、厳しい状況にある。
7 現状報告に対しての質疑応答
・ 生徒指導関係
Q 薬物乱用防止教育は必要なのか。
A シンナーは南河内地域を中心としては大きな動きはない。芸能人で覚醒剤などの逮捕者が出たので、その影響もあるかもしれない。
A アメリカ村での違法ドラッグがむしろ問題である。薬物乱用防止教育は、本校ではこれが初めてである。
・ 進路指導関係
Q 経済的に進学をあきらめざるを得ない生徒は多いのか。
A 10名以上いると思われる。
Q 不況の影響はあるのか。
A 保護者自身、受験や進学にお金がかかる事がわかっていない場合もある。また、家庭での生徒と保護者の話し合いの詰めが甘く、頓挫する場合もあるようだ。
Q うちの学校でも奨学金は例年30名だが、今年は希望者が80名出た。不況でボーナスが減っている影響があるのか。
A リストラ、派遣切りの影響が出ている。授業料の未納にもつながっている。
Q AO入試は各学校どのような条件を出しているのか。
A 特別な条件を出していないところがほとんどである。また入試結果も学校に連絡がないので、詳細はわからない。
8 まとめ
・ 学校内を歩いてみて、昨年と比べて改善されている部分が多い。あと1年半で閉校となるが、西浦の最終の締めくくりとなるので、頑張って頂きたい。
・ 生徒、保護者と教員の信頼関係が第一であると考える。後の残り1年半で「やりとげた」という達成感を教員がもてるように取り組みを進めていただきたい。
9 謝辞
10 次回連絡
 1月16日(土) 14時より 
11 閉会の辞

平成21年度第1回学校協議会報告

日  時:平成21年5月9日(土)14:00〜15:50

場  所:本校校長室

出 席 者:中野委員 増田委員 北口委員 柱尾委員 石山委員

内  容
1 開会の辞
2 校長挨拶
・ 新年度が始まり、教育活動は順調。生徒の状況は良くなってきている。集会での話を聞く態度がよくなった。
・ 指導が素直に入りにくい状況もあるが、全教職員が粘り強く「ダメなものはダメ」と毅然と言い切る指導が徐々に浸透。
・ 今年度から始業式や終業式のない月には、全校集会を実施。
・ 本年度の「重点教育目標」として5つを掲げ、数値目標も示している。
・ 本協議会の主旨は、委員の方からご意見をいただき、学校運営にスピーディに、タイムリーに生かしていくこと。忌憚のない、ある意味学校に対して厳しいご意見をお願いしたい。
3 委員委嘱・委員長選出
・ 委員長を峰塚中学校校長の中野秀夫様にお願いする。
4 各学年の様子、生徒指導・進路指導等の現状説明
・3学年
    全ての生徒は担任との面談を終え、進路情報を提供して自分の進路を考えさせている段階。来週からは進路別の説明会開催。各自が夢を実現できるように引き続き指導。
・2学年
    全体的には落ち着いている。教員でトイレ等を巡回し、喫煙を抑止。
・進路指導
    昨年度の進路状況は大きく変化。大学・短大・専門学校進学者が減り、卒業生全体の5割を切った。就職希望者は合格率が急激に低下。
・生徒指導部
    昨年度の懲戒は、喫煙関係が最も多く、本協議会での提言もあり、年度途中から体育館トイレを施錠、禁煙教育を推進した。また、今年度は禁煙教育の一環として、禁煙外来の医師による講演等を予定。さらに薬物乱用防止指導も11月に実施予定。
・教務部
    今年度は期限付講師が多いこともあり、授業規律に関して共通認識を図るため留意点を文章化した。チャイムが鳴って教室に入り、終わりのチャイムまで教室から出さない等、詳細を明示。全生徒に基礎学力をつけさせたい。
・保健生徒会
    新入生がなく2学年だけなので、行事の工夫。新型インフルエンザについては、保健通信・HP注意を喚起。
5 協議
  【協議題】
本年度を含め閉校まで2年。在籍する生徒たちが明るく元気に将来に希望を持って高校生活を送るために、学校はどのような方策をとるべきか。
・進学状況の数値は府の平均と比べてどうか。→本校の進学率は、府の平均に比べて低い。進路保障ができるように生徒を指導していきたい。生徒がしんどかったけれど頑張ってよかったと思えるようにしたい。
・生徒が西浦に入ってよかったと思う帰属意識を持つように、同窓会として生徒会と共同で取組みを模索したい。
・近隣中学校として西浦高校との合同練習は今後も前向きに取り組みたい。生徒指導面でも、卒業生と在校生のつながりに配慮して連携を進めていきたい。
・閉校後も帰属意識を待たせることが大事だ。同窓会活動はずっと続けていってほしい。
・あと2年で閉校になるので、PTA役員を引き受けていただける方も減っている。2学年での学校行事はどんなものになるのか。PTAとして何が残せるかを考えていきたい。
・永く地元で西浦の生徒を見てきた地域住民として、騒ぐ生徒が減ってきたのは逆に寂しい感じ。閉校を前にして、生徒が元気をなくしているのか。
○ まとめ
・ 今後、何ができるかは手さぐりの状態であるが、西浦高校単独で考えるのではなく地元中学、地域、PTAや同窓会などとの連携を強化した交流が大事だ。そういう方向をめざすということ本日の確認事項としたい。
○ 謝辞
6 次回連絡
9月11日(金) 14時より 授業視察を併せ実施
9 閉会の辞

谷口校長