Gloves grab their hearts!

 午後のアクティビティはモイワヤマスキー場で夏山登山。汗だくになりながら山頂をめざすもの、腰を下ろして景色を楽しむもの。様々な形で自然を満喫した。その後、ニセコに移住され、オーダーメイドでスキー用のグローブを製作、販売されている鎌田諭様にご講演いただいた。「好きなもの」をキーワードにして話されることは魅力満載であった。  北海道での大学生活、スキー、山、自然の中で生きることを存分に味わい尽くした上での東京での就職。物作りとコミニケーションが好きという観点で選んだ仕事。10数年の経験の中で得られた知見、充実感は数知れずある中で何か足りないものを感じ、ニセコへの移住を決意し、今に至っておられるというお話をいただいた。  物作り、人との関わり、スキー。自然との触れ合い、全てを繋いだ先にスキーグローブの製作を生業とすることにされた。自然と蝦夷鹿の関係を考えながらその皮を利用しての1人ひとりのニーズに応じたグローブ作り。世界で一つしかないグローブを提供し続けておられる。地域おこし協力隊(昨年の宿泊野外活動の沖縄本部町での町おこしも印象的でした。魅力的な人が満載である。)の3年間を経てニセコで暮らされている。  これからの人生を生きる79期生にとってかけがえのない時間となりました。地域おこし協力隊の方の暖かい眼差しにも包まれました。携わってくださった皆さんありがとうございました。