さまざまなお話が聞けた一日だった。次年度本校で働くことができない旨を直接お伝えするためにと校長室を訪れてくれた。パーソナルトレーナーとしてオフィスを開くことができるというご報告、そして、様々な人間関係からオリンピック選手のお世話をする機会が得られるとお話しされた。自分のやりたいことをただひたすら求めていたら、道がドンドン拓けてきた。笑顔でお話しされる力強さに圧倒された。3倍近く生きているはずなのに、23歳の青年、寺田先生に惹きこまれた。願いを持つ人の力、「おもしろさ」や「好き」を追い求める力は夢を叶える大きな原動力だ。Interest の偉大さだ!
職員会議の冒頭で、東京都立西、国立高校と石川県金沢泉ヶ丘高校を視察した報告を共有していただいた。それぞれの学校が持つ特徴、茨高と近い生徒の自主自律をとことん追求する学校、全く違うピンと張った筋のようなものを示される学校について、それぞれが感じたままをお話ししてくれた。校長になって、先生方にぜひ経験してほしかった学校訪問、視察、見学だ。学校名は割愛するが、前前任校で全国津々浦々の学校が見学に来てもらう機会に恵まれた。勤務校の魅力を問われた。生徒たちの志の高さとそれを全力で支えようとする教員の豊かな心、その姿勢を声高らかにお伝えした。訪れた先生方が、地元に戻って同じような学校を作りたいという言葉を残して門を出ていかれる姿を何度も見た。言葉を交わして、心が通う。学校交流を通じて空が高く、広くなる。
1月22日(水)大阪府下から30名近くの先生方が英語の授業の見学に来られ、研究協議をされた。英語の授業は常に時代の流れと向き合わなければならない。方法は幾通りもあり、ゴールも幾通りもある。何度も話し合い、行きつ、戻りつしながら前へ進む。英語科の先生のお1人が、数年前に英語で英語の授業をしてみたいという自分の言葉に同意してくれた先生がいたからこそ、今日があるということが感慨深いと仰られた。その意味は、研修最後の講師の方の「このチャレンジを20年茨木高校で続けていきましょう。」の言葉に象徴されている。それだけの価値のある第一歩だとお伝えいただいたのだ。お恥ずかしい話だが2001年オーストラリアから帰国し、「英語で英語を教えるぞ」と決意してからもう4半世紀たっている。自分自身の成長は恐ろしくちっぽけだが、勤める学校が起点としてそれが実現するなら、冒頭の"Interest"はやはりとてつもなく偉大だ。
「夢」を心の中に抱くこと、出会うことを「おもしろい」と思えること、出会う人に感謝できること、人生はいくらでも豊かになるのだということを教えてもらえた一日だった。そして1月だった。2月、第一週めが終わる。1月、第一週めと同じくらい濃い一週間だ。すごく厳しいこともあるが、豊かな時間だ。