12月15日(土)曇
「ゲーム理論入門:駆け引きで学ぶ経済・社会」関西大学経済学部教授 清水崇先生
9時30分から11時まであっという間の90分でした。ゲーム理論とは「駆け引き」を分析する理論。「駆け引き」は経済・社会のいたるところに見られるのですが、それを恋愛や就活といった身近な例を使って「チープトーク」「シグナリング」などの意味をわかりやすく説明していただきました。そして、「駆け引きのコツとは、現在の状況を整理し、相手の立場に立って考え、先読みをすること」というマトメ、ほんとうによくわかりました。
「サタデーカレッジ講座」は保護者のみなさまも生徒たちとともに受講されているので、PTA会長さんが、「私も貿易の仕事をしているので、(ゲーム理論については)肌身で感じていること。」と発言されたりするとまたすごく説得力がありました。
私としては、今回もほんとうに楽しく学ばせていただきました。ゲーム理論を上手に使えば、もっと冷静にいろいろな問題を解決していけるのでは、という気がします。一人勝ちではなく社会全体に利益が行き渡るようなゲームのルールづくりがたいせつだなと思いました。
生徒たちの感想も載せておきます。
・ 量販店の最低価格保証のしくみがあんなふうになっていたのかと感心した。
・ 相手の立場で先読みをするということの重要性が理解できてよかったです。
・ 就職活動でシグナリングができるように、今から頑張っていこうと思います。


