雨上がりの午後、中央公会堂で市岡高校伝統の合唱大会が開催されました。生徒会が運営する「自彊の精神」息づく学校行事です。学校長として開会の挨拶の依頼は受けておりましたが、それ以外のことは全くなく(たまたま審査員の一人に選ばれていましたが)、ひとりのオーディエンスとして、また教員グループの合唱者として楽しく大会参加することができました。 大会ですので、審査によって金銀銅賞や特別賞は設けられておりま...
2020年1月アーカイブ
今週23日、市岡高校伝統の合唱大会を中之島の中央公会堂で実施いたします。60年以上も続く伝統の学校行事、歴史の重みを感じます。私は校長として初めて経験させていただくのですが、実は6年前に一度見学させていただいたことがあります。その時私は新任校長予定者として市岡高校で研修を受けており、その中での見学でした。生徒と教員の一体感がものすごく、また全員が一生懸命取り組んでいた姿が大変印象に残っております...
新年となり学校が始まりました。思わず「3学期が始まりました」と書きそうになるのですが、前後期制の本校ではそうとはなりません。なんとなく落ち着かないのは私だけかもしれません。が、生まれてこのかた学校は1・2・3学期で動くものだと思ってきましたのでご容赦ください。 それはさておき、みんな元気に登校してきました。なにより嬉しいことです。季節外れの暴風警報発令の可能性もあった登校初日でしたが、大阪府で...
10年後に読み返したい本(市岡高校図書館発行 "書燈" への寄稿文) 『 恋歌(れんか)』 朝井まかて著 講談社 第150回直木賞受賞作。心奪われ、魂を揺さぶられる、とはこういうことを言うのでしょうか。水戸藩天狗党の動乱(1864年)を題材に流麗で上質な文章が紡ぎだす良く構成された秀作です。 江戸の商家に生まれたおきゃんな娘、登世が水戸藩士の林忠左衛門以徳に嫁ぐところから物語は始まり、理不尽で...