10月3日(木)晴れ
本日6.7限、3年生「総合的な学習の時間」、毎日新聞大阪本社編集制作センター伊地知克介記者を講師に迎え「津波と防災」をテーマにご講演いただきました。
伊地知記者は、2011年3月東日本大震災発生直後から約2ヶ月間現地で取材にあたった体験を基に貴重な写真や直後の新聞記事を示しながらさまざまな事例に触れ、日常的に防災を考えることの重要性について説得力あるお話をしてくださいました。
最後に伊地知記者は「全国の防災教育に取り組む学校を取材しているが、防災教育に取り組む学校は、なぜか明るい。なぜかと考えたら、防災とは、未来を考えることであり、未来をつくることだからだと思う。最悪の事態の時にどれだけ自分や家族を守れるか、弱者をサポートできるか、それは地域の課題に向き合うこと、そういう意味で防災=知の力だ」と結ばれました。
センター試験への出願も済み、まさにこれから受験シーズン本番を迎えていく3年生たちですが、今日のことばを心の片隅に置いて、希望の進路実現を果たした後はきっと、未来をつくる「知の力」を身につけるべく新たな学びへと向かっていってくれることと思います。



