報道にもありますように、大阪府では3月1日より国による緊急事態措置が解除されることになりました。いわゆる大阪モデルにつきましても、レッドステージからイエローステージ2へと変更されることが決定しております。その結果、府立学校での教育活動につきましても、現在受けている制限が変更されるものと思われますが、詳細につきましては来週以降発令される通知を待つところです。そのようななかで、子ども達を預かる学校現場の基本スタンスは全く変わるものではありません。「手洗いマスク着用、三密回避」。そして校内クラスターは何としても回避しなければなりません。
昨年来の感染症の状況を振り返りますと、第一波ピークが昨年4月、第二波ピークが8月、第三波のピークが1月となります。治療薬やワクチンが十分に行き渡っていないという実態はあまり変わっておりませんので、3月からの解除の結果、社会活動の緩和が進みますと、1月ピークの4~5ヵ月後のゴールデンウィーク明けに第4波のピークがくる可能性も想定しておくべきかなと考えております。(もちろん来ないことを祈っております)
できることは限られています。専門家のご意見も表現が変わっている部分はありますが言っておられることは同じです。「手洗い・マスク着用・三密回避」「特にマスクを外す飲食時・運動時に注意」。終息宣言が出るまで続く新しい日常を軽く見てはいけない。解除という言葉に安心しきってはいけない。自分にそう言い聞かせる毎日です。