コロナ禍の中、無観客試合ですが３年生の集大成、全国大会大阪府予選が開催されました。また、この大会は、生野高校が１５人制の公式戦に単独チームとして出場する、６年ぶりの公式戦となりました。
初戦は、昨年までともに合同チームで戦っていた富田林合同との試合。互いに手の内を知った相手でやりにくさもありましたが、攻守にわたって優位にたち６３－１２で勝利。課題もたくさんありましたが、何より久々の単独チームでの公式戦での勝利をかみしめることができました。
続く２回戦は、金光藤蔭との試合。フィジカルが強みの相手に対し、運動量とテンポ、ボールを動かすことをテーマに試合に臨みました。幾度となくタックルをし、キックカウンターなどからゴール前まで攻め入ることはできましたが、取りきるには至らず、０－６０で敗戦。しかしながら、自分たちが準備してきたことを発揮し、最後まで諦めることなく体を張ることができました。
３年生はこの日で引退。これまで努力してきたことを存分に発揮し、後輩に示してくれました。新チームは選手１６人、マネージャー４人でのスタートになります。単独チーム維持はもちろん、今年越えられなかった壁をどう突破するか、選手とともに考え、準備していきます。