色ガラスの制作
1.研究の動機
身の回りにあるガラスがどのようなものからできているのか疑問に思い、そして、さらにステンドガラスのような色はどのようにして色を付けているのだろうと思い、調べてみることにしました。
2.準備物
器具:るつぼ マッフル ステンレス皿 スタンド 乳棒
乳鉢 三脚 ガスバーナー 電子天秤
るつぼばさみ 薬包紙 薬さじ ホットプレート
薬品:酸化鉛 13.4g
二酸化ケイ素 2.6g
ホウ酸ナトリウム 8.0g
3.実験方法
1.薬品の混合物をるつぼに入れ、それをスタンドのリングにセットしたワッフルの中に入れて熱する。
2.はじめは、赤い炎で2分程熱し、その後青い炎にして10分程熱する。(すぐに強熱してしまうと、るつぼが割れてしまうため。)
3.そして、ホットプレートで温めておいた、ステンレス皿の上に流し込む。
4.観察する。
4.研究結果①
(1)1回目
・熱しているときに、るつぼから煙が発生した。
・中は真っ黒に焦げた物質と黒く不透明なガラスのようなものができていた。
(2)2回目
・1回目と同様の結果だった。
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5.考察
・ガラスは無機物で黒く焦げるのは、おかしく思った。 そこで、それぞれの物質を熱して焦げた原因となった物質を調べたところ、酸化鉛から煙が発生した。
・おそらく、不純物が混ざっていたと推測して、新しく酸化鉛を準備して実験をした。
6.研究結果②
煙が出ることなく、溶解してガラスを精製することに成功した。少し黄色や緑色がかったガラスができた。
7.今後の課題
・透明なガラスの精製。
・薬品を100分の1まで計測する。
・ガラスに色を付ける。
・色をつける物質の量を変えてみて、色の濃淡をつけてみる。