5/9(月)の5限目、探究Ⅱの「国語・地歴公民・英語スタンダード」の生徒50人弱を対象に、京都産業大学生命科学部教授・NPO法人ハテナソン共創ラボ代表理事の 佐藤 賢一 先生にお越しいただき、「問いづくり」の講演会(ワークショップ)を行いました。
佐藤先生のワークショップは、アメリカの問いづくりメソッド「QFT(question formula technic)」をもとにしたもので、「問いあつめ」「問いづくり」「問いの分類」「ふりかえり」という構成でした。
「問いあつめ」では「ひとりの問いに対して、周りの人がさらなる問いを投げかける」体験、「問いづくり」では「がん細胞が受精に大きくかかわっていること(佐藤先生のご研究です)」についての動画をもとにしてどんどん問いを出していく体験、「問いの分類」では「開かれた問いと閉じた問い区別」と「自分が探究したい問いを選ぶこと」を行いました。
どの体験も生徒にとっては新鮮なもので、慣れない活動に少し苦戦している様子も見られましたが、「問いづくり」のはじめの一歩として、とても有意義な時間でした。
今後は、学んだことを生かしながら、教科に関連して自分たちが追究したい問いを見つけ、深めていきます。どのような研究になるのか楽しみです。
佐藤先生、ありがとうございました!!