12月18日に富田林小学校で出前授業を行いました。
今回のテーマは、「混ぜるのは簡単、分けるのは難しい」です。
砂糖水と塩水を混ぜた後、どうやって砂糖水と塩水に分けることができますか。
水溶き片栗粉はどうやって、水と片栗粉に分けることができますか。
遠心分離機を使って、固体と液体に分ける方法があります。その他にも、ペーパークロマトグラフィーという分析方法もあります。
ペーパークロマトグラフィーは、ろ紙(コーヒーフィルターでも可能)と水やアルコールなどの液体を使って、物質を分離させることができます。
ろ紙に水性ペンで色を付けて、液体を落とします。
すると、
黒色は青色と赤色、茶色は水色とオレンジ色、緑色は水色と黄緑色の色が出てきました。
ろ紙に液体を付けると、その液体がペンの色素と一緒に上がります。(毛細管現象)
「紙と仲のよい色素はゆっくり進み、液体と仲のよい色素は早く進む」という性質から、色を分けることができます。
自分の好きな色や模様を書いて、とても上手に出来上がりました。
富田林小学校 理科クラブの皆さん、ありがとうございました。