本日、8月4日(火)から7日(金)までの4日連続で実施する「第12回グローバルリーダー養成プログラム(校内版)」がスタートしました。9:00から16:00の時間帯(6コマ×4日間)、多目的教室において実施します。
今年度は昨年度より微増し、30人が参加してくれています。その中には、昨日「イギリス研修」から帰国したばかりの生徒や、先日「東京方面大学ツアー」に一緒に行った生徒も参加しています。様々な取組に参加しようという「意識の高さ」を評価してあげたいです。
このプログラムは5~6人のグループを基本とし、効果的な英語プレゼンテーションについて学ぶとともに、英語のみをコミュニケーションツールとし、グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)ならではの「リーダーシップ」や「将来の目標」など、複数のテーマに関するディスカッション、「SDGs」に関する課題などにかかるプロジェクトを行うという、いわゆる「英語漬け」の研修です。
プログラム全体を進行するファシリテーターに加えて、各グループには日本の大学に在籍する海外からの留学生がグループリーダーとして入り、グループ活動をすすめていきます。そして最終日には参加生徒一人ひとりが全員の前で英語による発表を行います。
今回はファシリテーター1人とグループリーダー6人に来ていただきました。ファシリテーターはここ数年連続し、同じ方に来ていただいています。常に本校生徒のことを素晴らしいと言ってくれます。とてもパワフルで、生徒たちを盛り上げながらサポートしてくれており、今回も来ていただいたことに感謝しています。グループリーダーも経験者を集めてくれたようで、生徒たちも早々に馴染んでいる様子でした。一人ひとり出身国は異なり、通っている大学も京都大学や神戸大学など様々です。
実施するディスカッションのテーマは「Positive Mindset」「Self-Awareness」「Leadership」「自分の将来の目標」「学ぶことの意義」で、グローバルリーダーとして求められる素養や自分の将来について考える機会としています。プロジェクトについては、「地産地消プロジェクト」「テクノロジーと私たちの生活」「気候変動に対する具体的な対策」をテーマに取り組むことになっています。
最終日となる8月7日(金)には、生徒たち一人ひとりが4日間のプログラムを終えるにあたり、本プログラムを通して自分が達成したこと、自分の中に変化が見られたこと、そして、将来の目標に向けて明日から行動を始めたいことなどについてプレゼンテーションを行います。終了後、「クロージングセレモニー」が行われ、プログラムは終了しますが、例年、グループリーダーとの別れを惜しむ姿が見られます。生徒たちにとって、それぐらい「濃い4日間」なのだろうと、毎年、感じています。
本日、私は多目的教室で多くの時間を過ごし、生徒たちの様子を後ろから眺めていました。とはいえ、会話はすべて英語だけに、私には何を喋っているのかはほとんど理解できないのですが。一人ひとりの「人物ウォッチング」をしていると、常に楽しそうな表情で会話している生徒、なかなか聞き取りにくいのか難しい表情をしている生徒など、様々でした。ただ、生徒たちは皆、熱心に、必死で取り組んでいることは十分に把握できました。
初日からこれほど活発に会話をしている様子を見るのは、この5年間で初めてだろうと感じました。よいスタートを切り、あと3日あることからも、このプログラムを通して、生徒たちの大きな変容と成長が見られるだろうと期待しているところです。
その期待も込めて、本日のプログラムをすべて終了した後、生徒たちに残ってもらい、私から大きく3つの話しをさせてもらいました。
まずは、1学期終業式でも話しをしましたが、自分と周りの生徒を比較するのではなく、比較すべきは「過去の自分」だということです。グループ内に英語が得意な生徒がいると、どうしても遠慮し、口数が少なくなってしまいがちだと思います。もしかすると、英語を喋ることができない自分を否定してしまう可能性もあるのではないかと思います。
そうなると、参加した目的を達成できるどころか、逆に自信をなくしてしまうかもしれません。したがって、比較するのは周りの生徒ではなく、現在の自分自身だということです。自分自身が本プログラムに参加したことによって、英語運用能力がどれだけ高まったのか、どれだけ積極的・主体的に取り組めるようになったのかなどについて、一人ひとり自己評価してもらいたいと考えています。
2つめは、私自身が自らの変革のために参加した「自己啓発セミナー」の経験を踏まえ、話しをしました。今回のプログラムでは、何度も「Shy Shy Bye Bye」と言われています。本校の多くの生徒にとって大切で、必要なことだと考えています。その言葉を実践するには、自分自身の「弱み」を含めて、「ありのままの自分」をさらけ出すことが大切だと伝えました。自分の「弱み」を認め、相手に伝えることで、それは「弱み」ではなくなると思います。また、「弱み」を隠そうとする自分の「殻を破る」ことで、気が楽になり、人間関係も良好になるだろうと考えています。
3つめは、4日間のプログラムをすべて受けてもらいたいと伝えました。本日は普段の7限授業よりも時間的には短いですが、生徒たちは緊張もあり、かなり疲れただろうと思います。そのため、私はあえて、「やっと1日が終わりましたね」という言葉から話しを始めました。生徒たちには、今晩は早く寝て、明日に備えるよう伝えました。
なお、明日からのプログラムに向けて、追加で伝えさせてもらいます。明日以降、ファシリテーターやグループリーダーの話している内容が理解できない、自分の考えを英語で十分に伝えることができないなど、しんどい気持ちになる場面もあるだろうと思います。分からないときは遠慮することなく、その旨を伝えてください。
また、立派な英語を喋ろうなどと考えなくても、全く問題ありません。恥ずかしいなどという気持ちは捨て去り、自分の持てる英語力をフルに発揮し、コミュニケーション重視で何とか自分の考えを伝えるようにしてください。
せっかく今回のプログラムに参加したのですから、周りに気を遣うことができる「よい子」でなくてもよいと思っています。私は明日は出張などにより、皆さんの顔を見ることはできませんが、引き続き、自分自身を高めるために尽力してください。




