「教育相談研修」を行いました

12月7日(水)の午後、教職員対象の教育相談研修を行いました。講師は、最近まで豊能教育長をされ、現在はプール学院大学の教授の石塚謙二氏でした。

ユニバーサルデザインとはなんでしょうか。

文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障がい・能力を問わずにすべての人が使いやすい施設・製品・情報の設計(デザイン)をユニバーサルデザインと言います。

私たちの身の回りにもたくさんのユニバーサルデザインの例があります。例えば、多目的トイレは障がい者だけではなく、怪我人にも使いやすい施設です。また、外国人などにもわかるために、文字の代わりに絵文字(ピクトグラム)を使っての各種表示はいたるところで見かけます。お札に識別マークがあり、これを触れる事で目が不自由な方でもお札を認識できる事ができます。石塚氏は、実際に財布からお札を出し、実例を示されました。(参考:千円札=棒線 5千円札=八角形 1万円札=L字)

では、教育の場でのユニバーサルデザインとはどうすればいいのでしょうか。

ユニバーサルデザイン教育、つまりすべての子どもに分かりやすい教育をすることです。教室のユニバーサルデザイン化には、「黒板の周りの装飾は最低限にする」や「一日の流れや授業の流れを掲示する」などがあります。伝わりやすい授業のためには、論理の視覚化が有効です。また、授業内容を絞り込み焦点化することも求められます。子どもたち同士での学び合いなどで共有化しながら理解することも重要です。石塚氏は、「焦点化・視覚化・共有化」というキーワードをちりばめ、また国語や数学の授業の形態を取って研修を展開されました。

体育・英語や数学の授業で苦悩しているという教員の質問に対しても、いろいろな例を示すとともに「100%じゃなくていいです」と言われ、教員の気持ちはずいぶんと楽になりました。

実践例をたくさん教えていただき、とても有意義な研修となりました。

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