授業風景 11月25日(火) 自然観察技能
授業の始めに、先週の授業の後に先生が校内のクスノキの木の下に落ちていた羽を紹介してくれました。
おそらく、「ホトトギス」の羽だそうです。
図鑑を使っての説明の後、先生がお持ちの「鳥の羽根」を見せていただきました。
鳴き声を「バードボイスペン」で聞きました。
「ホトトギス」は「キョッキョッキョキョキョキョ」と4節目にアクセントがある独特な鳴き方をします。
これが、 「ホー、トー、トギス」と聞こえました。
今日は、初めて箕面東公園へ行きました。
公園内の池にはカルガモがいました。
生徒を3つのグループに分け、公園内で鳥探しを行います。
制限時間は30分です。何種類の鳥を探すことができるでしょうか?
女子3人は探す気があるのでしょうか??
男子のグループは、池と山の中に向かいました。
見つけた鳥の名前を図鑑で探します。池には「アオサギ」がいました。
女子は少し遅れて、先生と一緒に山の中へ向かいました。
池では、「カラス」が「コガモ」を狙う場面を見ることができました。
30分後に集合し、何種類の鳥を見れたか発表しました。
先生と一緒に行動をした女子のグループが一番多くの鳥を見つけることができました。
続いて、先生が野口雨情作曲の『七つの子』をハーモニカで演奏され、みんなで歌いました。
そして、「七つの子とは何のことなのか?」というクイズが出されました。
「7羽の子どもがいる」、「7個の卵がある」、「7才の子どもがいる」などの答えが出ました。
しかし、カラスは一度に3~5個しか卵を産まず、7才までに巣立つので生徒の答えは間違いでした。
正解は「嚢娜佌」と書いて「ななつ」と読み、意味は、「か弱い、美しい、小さい」だそうです。
私(授業担当の教員40代)は、志村けんさんの「カラスなぜ鳴くの~、カラスの勝手でしょ~」が思い出されます。
最後は学校に戻って、鳥合わせを行いました。今回は、24種類でした。
毎回、少しずつ増えていますが、 まだまだ鳥の姿は少ないそうです。