午後の部の最初は寄宿舎ミュージッククラブによる音楽演奏でした。
「友だちのしるし」という寄宿舎のオリジナル曲を、寄宿舎指導員のギターにあわせて3人が熱唱しました。
続いて、今年初の試み!中学部の第2ステージ。劇「アラジン」でした。
悪い魔法使いに閉じ込められたアラジンは、魔法のランプの精に助けてもらいました。ランプの精を呼び出す呪文は、なかなか複雑。何度も繰り返し練習していました。
ランプの精が魔法のじゅうたんを呼び出すと、見事なトリオの動きに、会場からは拍手と笑い声が止まりませんでした。
ジャスミンとアラジンによるデュエットも見ものでした。ジャスミンの歌声に、アラジンの声が重なり、素敵なハーモニーが奏でられました。
各国の王子様によるアピールタイムには、見るからに重たそうなプレゼントを運んだり、無重力になってみたり(逆立ちしてみたり)、一本橋の平均台を軽やかにわたり切りました。
それぞれの得意な事やできることを十分に織り込んだ舞台となりました。
最後は高等部普通科による劇「やってみよう!」でした。
3年生たちは進路希望調査を出さなければならなくなりました。その夜、夢を見ます。それは、自分が「こんな職についたら」という夢。自分で作った車を売っている車屋さん、点字の本をいっぱい売っている点字屋さん、パンダのグッズがあふれるパンダ屋さん、理学療法士...いろんな夢があって、それに向かって今までやってきたこと、積み重ねたこと。それが集大成となった舞台でした。そして最後には「やってみよう!」の合唱。観客席も一体となって盛り上がったフィナーレでした。
(教頭 内田)